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Posted by naturum at

2012年05月31日

気が引ける釣り

矛盾する釣り人です。

真新しい足跡はつけたくない。でもつけねば着かない。



静かに暮らす奴等の生活圏によそ者の部外者が入っていくようで、はじめの一歩はどうしても気が引けてしまう。

でもここに足跡をつけれてしまえば、この時季だけ通える人工物がほとんど無いフィールドが待っている。

野バラなどの棘のある木々に湿疹覚悟の漆などの蔦が行く手を阻み、進むことがままならない。

しかしその先には、純粋無垢の魚が中空ルアーを我先に襲いかかる池がひっそりとたたずんでいる。

ルアーを警戒せずに数匹の魚が襲い掛かる姿に何故かしら感動してしまう。

今となってはとても貴重なフィールドなことは間違いないから、こんなことで感動してしまうのだ。



また今年も足跡をつけてしまったな。

今年も相変わらずだったね。



その場を後にしようと背を向けたときに 『もう来んじゃねぇ!塩まけ、塩!』 と魚達が言っている感じがしてなりません。



でも!



また来年にお邪魔するよ。





1年に1回だけの釣行なんで許してちょうだいね。




またのお越しを  
タグ :雷魚


Posted by ほら吹き男爵 at 19:17Comments(0)魚釣りへ

2012年05月28日

日焼け対策バッチリな日曜の午後には

ワイヤーベイト2つだけもって近所に釣りに行って来たぜぇ。

近所っても40kmもあるぜぇ。

着いたはいいが田植えのせいでゴチャ濁りだったぜぇ。

やったぜぇ!こんな時はカバーにベッタリだぜぇ。

ワイヤーベイトで正解だぜぇ。

ワイヤーベイトってスタンレーかスカルかブリッツクリーグしか持ってねぇぜぇ。

ブリッツの BUZZ と EXCITER だけ持ってきたぜぇ。

葦際エッジをBUZZでトレースしても反応ねえぜぇ。

根掛り怖れずに葦の中に EXCITER をぶち込んでやったぜぇ。

葦から出た瞬間に 『ゴン!』 ってきたぜぇ。

乗らねえぜぇ。

根掛りなんか怖くねえぜぇ、伸びきらない葦の中をスローロールしてやったぜぇ。

また葦から出た所で 『ゴン!』 ってきたぜぇ。

乗らねえぜぇ。

スピナーベイトを見たらもう帰りたくなったので帰ることにしたぜぇ。

乗るわけねえぜぇ。

どえりゃーヘビーカバーに通してやっても絶対に根掛りしねえぜぇ。

根掛りしなかったのは、俺の腕が良かったわけじゃなかったようだぜぇ。



















スカート外したらフックが無かったぜぇ!

お魚に優しいルアーだろう。



土曜日に日焼けした腕だけが痛かったぜぇ。



またのお越しを  


Posted by ほら吹き男爵 at 22:44Comments(0)雑魚

2012年05月27日

不審なお荷物で復活

お久しぶりでございます。

この一週間は心を亡くしていました。

昔こんなCMがあったのご存知かな。



ここ数日間は帰りが遅く家族が寝静まった頃合に帰宅すると・・・・・

『ん?何これ?』  玄関に何やら怪しい荷物が。

『これってあの袋じゃねぇ』 文字は見えないがまさしくあれだよ。





ぼやけた目と疲れた身体を回復させる為にとりあえず一風呂。
風呂は熱くねぇといけねぇよ。江戸っ子だろぅ~

『くぅ~さっぱりした』 など言いながらフル○ンで頭をゴシゴシさせながらリビングに戻り、荷物をチラチラと横目に見ながら湯上りは牛乳の代わりのただの炭酸水をほぼ一気飲み。

『ゲッフ』 と捕食音を1発かませたところで、やっと人間を取り戻す。

『空けるか』 と開梱作業を開始

むむむ・・・梱包資材として使われていた新聞紙がなんやらおかしい。

外側の壊れやすそうな場所には新聞紙を幾重にも巻いて補強し、ガムテープをグルグル巻きにしてある。

赤い目の 【白いの】 が届いた時の梱包とは大違いである。

余談ではあるが 【白いの】【ピンクいの】【黒いの】 やらの釣果は一切報告しないぐうたらな僕。とりあえず何かの魚はかけております。

横道にそれてしまったがなんだっけ・・・
ではあるが、粗雑な梱包に見えるがツボは押さえてあるので必要にして十分、見た目は悪いが機能は十分に果たされているので気遣いがちゃんとうかがえる。



釣り人は短気でなければいけない。同時にSukebeでもなければならない。

短気であってもバックラッシュはSukebeな気持ちで根気良く直す事が出来なければいけない。

そんなことを信条にガムテープを根気良くチコチコと剥がす。

綺麗に剥がし損ねる所もあったが、取り外せたその新聞を開き書かれていた文字にドキッ・・・・・



【ナマ情報】

それは夜の新聞なのか、吉原の新聞なのか、ナイトタイムスなのか。











紛らわしいったらありゃしねぇ。





良く見りゃ Lure News。

釣り人に荷物を送る時はこんな梱包資材は御法度だよ。

捨てる前のエ○本を隅から隅まで熟読するように、捨ててしまう前の新聞を読み入ってしまったではないか。

おかげでJBトップ50に入っているプロアングラーの認知度は何と8%、4人しか知らないことにショックを受けるが、そんな事どうでもいいか。

それにしても意図としてこの新聞にしたのかしないのかは不明だが・・・・

どちらにしても身近にそんなものが転がっているのであれば送り主は本物の○○だね。



お目当ての荷物の他に、頼みもしない貴重な物も添えられていた。

これはあれに改造するのでは??

委託された気がしてならない。 『こーせい』 っちゅうことなんだろう。

意図は受け取った!   が!

自分はただの釣り人。期待されるなや。




勝手に改造する前に、万が一何かが釣れてくれるかもと期待を込め LONG PEN 110 と CRAZY SWIMMER 90 を持って東京湾にキャストしに毎年行っている気晴らしの行事にコイツを使ってみようか。

それともこの夏から始めようと思っていた庄内でショアからプラグで青物狙いに使うか。

やっぱりタウナギか・・・・





それにしても飾り糸の綺麗なズッシリと肩に負荷が掛かる物を送ってくれたもんだわ。





熱い奴等はまだまだ居るんだね。

諦めずに戻ってきてよかった。

十数年間、世捨て人となって荒廃するこの釣りから目を背けていた自分が恥ずかしい。

一年前に一歩前に踏み出して正解だったようだ。

こんな自分でも、まだまだ何か出来るはずだ。




現状に目を塞がずに、もう一回だけ復活しよう。

ただの老兵また頑張りますわ。  
タグ :釣り


Posted by ほら吹き男爵 at 11:17Comments(2)道具

2012年05月20日

雪が舞う一日

夜は寒かったなぁ・・・・

寝袋に潜りこんでも凍えた。 いやぁ~寒かった。

だって外気温は5℃だったもんね。 こりゃ~凍えるわな。



こんな夜は暖かいカッコでぐっすり眠ろう。

そう、釣り人の朝は遅くていいのだ。



陽も高く昇り、朝でもなく昼でもない時間から釣りを始める。



いつものように周りの雰囲気を伺う。

何かがおかしい。 静か過ぎる。 普段も静かだがそれ以上に静かだ。・・・・・・

足元の半分水没した潅木のブッシュ周りに1投目。

何も反応が無い。

勘というかインスピレーションというか何というか、『午後にならないとダメだな』 と何となく悟る。

2投目を投げるまでに60分ほど散策し観察し状況を把握しようと努める。

ポプラからだろか雪が降るように綿毛が舞っている。

水面が綿毛のヘヴィカバーと化していた。

木陰の下で静かに水面を眺めていると、ヒゲ君が寄ってきてくれた。ヒゲはヒゲでも『受け口のほー』

この子はエレガンス志向のようで、金色のピカピカした物にしか反応しなかったね。

ヒゲ君と少し遊んで、ちょっと早いが昼飯にする。



腹が膨らめば眠気が襲う・・・・


程よい時間となったようだ・・・・ということにしといて・・・・


気を取り直し再スタート!


今日の魚はエレガンス志向。 ヒゲ君だけじゃなかったね。

止めたら食わない、動かし続ける。早くても食いきれない、微妙な速さが必要。

カバーに合うスピードの調整がバッチリ合うと・・・・・





柄がとても綺麗な魚でした。

ピンスポの縦のアクションには無反応。

フロッグ操作を止めない方法でこの後も数本頂きましたが、本日は 『ピンスポで魚を捕る』 と決めて家を出たので移動することに。



狙い通りの1本はサイズに関係なく嬉しい。

本当に嬉しい。

この満足感がたまらない。

してやったり感がたまらない。







『もう帰れってか』 ってメロディーが流れてるね。

『七つの子』と牛や殿様などの蛙の合唱 が耳に入ってきた。

この一本を捕った所で、のんびりゆっくり車を走らせることにしました。




ROD : GUNGUN73 CreekshooteR
REEL : 6500CA
LINE : #10 120LB
LURE : X.O.SR



またしても嬉しさのあまりまた写真を撮り忘れるところでした。

あぶない、あぶないとこだった。



またのお越しを  
タグ :雷魚


Posted by ほら吹き男爵 at 10:07Comments(0)雷魚

2012年05月19日

【僕】は100LB

自分は未熟だと思うことがよくありますねぇ。

せっかく乗せた魚をヘッドシェイク一発!ルアーが宙を舞って手元に感じていた生命感が途絶える・・・・

鱸でも雷魚でもドラグレス。

趣味なんだから見た目に興奮する釣りをしたいと思っているので、こんなことなんてことない、なんてことない、なんてことない・・・・

ジャンプさせた方がカッコいいじゃん!
ヘッドシェイクさせた方が迫力あんじゃん!
勝負は短じかく!
一気に寄せて奴の目を見ながら探り合うのが好きなんだぜ!

理由は色々あれど、目線の高さが同じな釣りが好きなのでドラグ設定はマックス締め。




こんな釣り方をしていてもブラックバスや雷魚、鱸や鯰にこれも・・・・ヒットさせてからはラインブレイクさせたことはありません。

釣人側が犯したミスにより糸が切れて、魚の口に何らかの針を付けたままの状態で逃げられるような事はご法度と考えているので、このような事はあってはなりません。

『お前、よくやってるよ』 と自分に向かって褒めてやることと言えば唯一こんな事だけかな。

釣れないブログであるので、たまたま釣れちゃた魚もそれほど掲載しようとしないダメな【僕】。
実は嬉しくて撮り忘れいるのがほとんど。

そんなダメな【僕】でもこれだけは胸を張れます。

そんな未熟な【僕】でもテクニックうんぬんも必要なく、障害物があっても無理してもラインブレイクしない理由は



強くて太目のラインを使っているから。



簡単でしょ。

『これでも大丈夫』より『これで大丈夫』と自分自身に安心感を与える為に、想定するクラスより一つ上二つ上のラインを使用するようにしています。

【絶対】なんてことはこの世に存在しません。

安心感が絶対に近づけてくれるのです。

安心感を得る為に釣果を犠牲にしているかもしれませんが、負け組頭はそんなことは気にしない、気にしない、きにしない・・・・







直線での引っ張り強度は両方ともおよそ100LB

白のラインは#8
緑のラインは#10

技術の進化で太さがここまで違うのに、直線での強度は20年前の太さと同じ100LB。

【僕】はこの太さの違う100LBを使い分けています。

闇雲に使うことをしないで、カバーによる使い分けが必要でしょう。

使い分ける事ができるように、釣人側の目利きも必要となります。

いわずと知れた、カバーが濃くなればなるほど同じ強さでも太い方をチョイスします。

ほぼ無かったり、極薄状態であれば細い方をチョイスします。

【僕】の場合は遠くに投げたいから細くって発想はありませんが、ボビンのラインは当時雷魚専用ラインの#8ですが、このシリーズは#6までありましたね。

【僕】は恐くて使える太さではありませんでした。

遠くに投げたいんだよ!って方には今のご時勢、#8でも少し太くなりますが強度は100LB、表面コーティングもさらに良くなっているので、8本組みの#8を使われてはいかがですかな。

断面が四角い糸から円形に近くなっているので、距離は当時の#6より飛ぶと思いますよ。




今は釣人自身で釣り場を管理し守っていかねばならない時代に入ったと思います。

【僕】は今後も釣りを楽しみたい。

あと何年できるか分かりませんが、生涯の趣味としていきたいと思っています。

今後楽しむであろう人達に残しておかねばならないでしょう。

楽しみたいので魚を減らしたく無い。

これも人間の【業】となりますが、罪深い楽しみをしている以上、【僕】は【僕】が行くであろう場所は大事にしていきたいと思います。

守っていきたいと思います。

その他の釣り場も守りたい。

みんなで守ろうよ。




【竿は折っても糸切るな】




今後もこの言葉を自分に言い聞かせたいと思います。





我侭な釣人の戯言にお付き合い頂き、ありがとうございました。



またのお越しを  


Posted by ほら吹き男爵 at 11:17Comments(0)お約束

2012年05月18日

夏祭りへ


さてと、ちょいとそこまで行ってくらぁ。


何って?祭りに決まってらーな。


俺の祭りは三社じゃねーぜ!


あそこは4日間やっているが、こっちとらぁ1日だけでぃ。


日帰りってやつさ。




  
タグ :遠征


Posted by ほら吹き男爵 at 21:17Comments(0)雷魚

2012年05月16日

見知らぬ馴染み

まいど!


先日、大阪・名古屋・東京と異なる人種が6人集まり、東京の街で酒を交わすことになった。

とんでもない会の幕開けである。

会場は関西・名古屋人からのご要望のもんじゃ焼きをご用意。

まずは先導をきって関西人が漫談を始め、その場の雰囲気を演出してくれて和む。

負けじと江戸っ子チームが毒を吐き、そこに標的となった名古屋人が迎え撃つ。

名古屋人は金儲けが上手いんだか下手なんだか。

この場では語れない話がワンサカと登場。

いい年こいたおっちゃんたちの話は、凄すぎるなんてもんじゃない。

それが法螺ではないからまた凄い。

女子高生やギャルが【ヤバイ】なんて軽く口にするが、ここで話した内容は本当に【ヤバイ】ものばかり。

ところで関西人2人と3人の中の江戸っ子1人は全くの初顔合わせ。

顔は知らぬが噂は常々入ってくるので、皆知っているよという不思議な奴等が変な繋がりで、マジで繋がってしまった。

初対面でも何十年も噂でつながっていたので、凄い話が法螺ではないことが分かっているのだ。

帰る頃には何十回と繰り返された飲み会のようであり、初対面同士で話す内容の飲み会ではなかった事は確かである。

これの話(小指を立てる)とか、こちらの話(手の甲を頬に当てる)とか、あれの話(5kgの米袋を両手で持ちその両手をへその前に)とか、こいつの話(岡本理研のマークを横に)とか、時には真面目に業界の話とか・・・・・


ここでお話しは一旦休憩。

【もんじゃ】って話ししながら食ってられないので食うことに専念。

関西・名古屋人はどのタイミングで食っていいのか分からないらしいし、ちっちゃいヘラの使い方も分からないらしい。

このちっちゃいヘラを使えるか使えないかで、上顎の皮が火傷で剥けるか剥けないかの分かれ目である。

さて作り出そうとすると 『土手を作って』 なんて生意気なことぬかしやがたんで、『そんな上品な食い方はしねーよ』 と言ってドバーと広げてやったらビックリしていた。

子供の時のもんじゃ焼きの鉄板内は戦いの場、自分の陣地に入ってきたもんじゃは自分の物!

具なんてほんの少しのキャベツに入っていてラメックぐらいなので四方に流れるのが普通。人の陣地に流さないように固めるので必死である。

陣取り合戦勝利した者が少しだけ沢山食べれるのであった。

もんじゃを語る奴に限って【ラメック】を知らない人が多い。これを知っている方は本物を知っている通でりますぞ!



食い終わって愉快な話しに。

そんな中での話の1コマ

名古屋人から「相変わらずこれ(人差し指だけを伸ばし人を指して上下に振る)行ってんのか?」

「行ってるよ」10も年上の人にタメ語

「好きだよな~雷魚なんて食えない魚を釣りに行くなんて良くやるわ」

「へら行ってないの?」

「いっとるでぇ~」ベタベタの名古屋弁

「へら食うの?」

「食うかいな!あんなの」

「じゃーあなたもね!」と10も年上の名古屋人に。

「あっそうか」だって。とぼけた爺さんだぜ。まったく。(孫がいるから爺さん)

そこで関西人が 「食うならこれ!これ!」・・・・・・

お下劣極まるのでこれ以降はやめておきます。



来年の4月に屋形船を仕立てようということになった。

「桜の頃がいいね~」名古屋人
「スカイツリーの下でこれこれ」関西人
「やめろっちゅーの」江戸っ子

どうなることやら。



二日後、携帯が鳴る。

「4月〇日、予約完了!」と第一報。

こういうことだけは段取りがいいオヤジ達だ。





ここの何処からか出船予定。

神田川と隅田川の合流点、今日はゴチャ濁りだった。



「釣りたての魚を刺身にして食わせろ」とぬかしやがったので、

俺の如意棒を持ち込んで、卑猥なピンクいのやら黒いのやらぶら下げて投げまくったるわ!




またのお越しを。




次回はまじめなお話をしたいと思います。  
タグ :屋形船


Posted by ほら吹き男爵 at 23:07Comments(0)

2012年05月14日

紅い半月

都会のど真ん中から東へ向かう道。

夜景が綺麗に見えるベイエリアまでドライブを楽しみ、お目当ての場所ではお話しをしながら散歩をし、夜景を見ながら海の水面の様子を伺い、隣の娘の心の水面下を探り、我の下心を悟られないようにする。 が、

・・・・・・・・その後は・・・・・・・ムフフ・・・・・・・

ひっそりと静かな町に久々に訪れると、この目を疑う光景がバーーンと飛び込んでくる。

高層マンションが乱立し大型スーパーや大型商業施設が立ち並び、そりゃーもー煌びやかな町に変わっていやがった。

人間の力って恐ろしいやである。

そんな都会の新しい煌びやかな町で夜な夜な釣り糸を垂れだすが生命反応が全くなし!

『フゥ~』とため息一つついて目線を上に・・・・・

なんとフレアースカートをなびかせてランニングしているお姉さまが切れることなく走っているじゃーあーりませんか!

顔は水面に、目は右上に。目を不自然に寄せたものだから目の奥が非常に痛い。

エロ過ぎたか・・・・・心を入れ替えて釣りに集中する為に移動をする決意をする。



・・・・・・・・・・・・・・思惑外れる。

3回のバイトをモノに出来ず。 情けない。 反省します。

久しぶりに海に出向くも鱸さんを見失っている。いや【これから探しだすか】の表現が正しいかな。

この時季に鱸釣りする事がなかったので、新たに始めるには今がその時。

そう決めたのよ、何ヶ月か前に、色々と試そう、色々な釣りをしようってね。

今年は西に東に北に南に遠くに近くに奔走しますよ。



真夜中の南東方向に不吉な奴が浮かんでいた。

これが出ると良い事がない。

今回はこいつのセイだわ。





と他に責任転嫁する情けない釣り人のエロ話に、お付き合い頂きありがとうございました。





またのお越しを。  
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Posted by ほら吹き男爵 at 12:11Comments(0)

2012年05月11日

ただの頑固者、これからも。

今度は北へ。

求める魚だけを狙いに行く。

余計なプレッシャーは与えたくない。

できれは一撃が望ましい。



今の釣り人の朝は遅くていい。

実釣時間は計5時間。これだけ出来れば充分である。

過度のプレッシャーを与えたくないし、集中力を欠かせない為にも同じ場所で長時間の実釣は避けるようにする。

釣り場を観察し狙うエリアを絞り込み、更にピンスポットに落とし込んでいく。

微かな動きも見逃さないようにしたいので、ロングキャストはしないだろう。
というより体力が落ちたので出来ないか・・・・それに見えないし

ショートレンジでさえ見逃してしまう微かな変化を確実に捉えてモノにしたい。

この微かな動き・変化を捉えられるか見逃すかで、この右手でハンドランディング出来るかどうかの分かれ道となる。


余談だがバスや雷魚、鱸や鯰は可能な限り自分のこの手でランディングしたい。

あくまでも可能な限り。嬉しさ半減させない為にも。



まだ5月、まだナイーブになっていない元気の良い若い奴らはまだ派手に寄ってくるだろう。

ただ老練な奴は波風立てずに近寄り、一定の距離を保ちつつこちら側の様子を伺う。

老練な魚と半ペラな釣り人との根競べが始まる。

老練が勝るか半ペラが老練を上回る事が出来るかだけである。

たいがいは老練が上回り半ペラが退散することが常。

これでいい。

この勝負に勝った負けたはない。

ただの意地の張り合いであり、このいやらしい駆け引きが面白い。



釣れなくてもいい、アタックすら取れなくてもいい。ただフロッグにだけは着いて欲しい。着かなくてもいい、居る事さえ確認できればいい。

今後もこの釣り方は貫き通す。

何十年も続けたのでもう変えることは出来ませんよ。

充実感・満足感・敗北感・・・・酸いも甘いも味わえるSukebeな釣り。負け組み頭の釣りであります。

釣果はどうでもいい。
強がりでい!どうでい!




帰りの車中では自分の釣りを貫き通した事に満足し、釣れない時は苦痛を楽しみ、釣れた時は充実感を味わい、目を肥やして心を潤してくれた自然に感謝し笑顔となって運転していることでしょう。

こんな時の運転は自然とスピードを抑え目にして走っているもんだよ。ボーズでもね。

分かるかなぁ~ 分かんねぇだろうなぁ~ イエーイ!
 





またのお越しを。





















やべ!準備せねば・・・・



ケンケンにするかEXにするか、一晩悩むか。



ありがとうございました。  
タグ :雷魚


Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(2)出撃準備

2012年05月09日

自身で守る

土砂降りのキャンプ中、テラスで本を片手に思うことがありました。

前回の釣行を思い返して本当に良き釣り場にめぐり逢えたんだなと。



釣りをしない釣行の予定が春限定だけ立ち入る事のできる池に立ち寄り釣りを楽しんでしまった。

『たまにはいいか』 と自分を慰めながら楽しませてくれた魚達と、魚たちを育んでくれた池と天候に恵まれた事に感謝し釣行を締めくくったのです。

前日には『俺は葦』と言い聞かせ水辺の枯れた葦の上に寝転び、まだまだ冷たい水に手を浸し続け奴のリビングと思われるところで待ち伏せし、奴がソファーに腰掛けた所を静かに優しくハグし水揚げをした。

魚を手にすることの出来たこの二つの池の共通点はゴミを見かけることが無かったことです。



毎年1~2回のみ訪れるこの池の過去を振り返っても、人工的なゴミ類は見た記憶がほとんどありません。

見つけた物といえば円形状に散っていた水鳥の羽ぐらい。

池の片隅にペットボトルやコンビニ袋の一つぐらい浮いているんでは?タイヤがどこかに沈んでいるのではないか。

肥料袋とか発泡スチロールの蓋とか空き缶とか靴とかブラウン管テレビとか、枯れ葦の下に隠れているのではないか?

疑い深い釣り人はそのような疑問に対応する為に、くまなく探ったのですが見つけることが出来ませんでした。

数十年も前から何も変わらない、昔のままの姿の池なんだな。 と去り際に振り返り思いました。




綺麗な池でしたね。



もしやボランティア団体や個人の方が拾っているのではないか。

など考えて調べてはみたものの調べる限りそのような事は無く、ひっそりと拾う活動をされている方々が居るかもしれませんね。

そのような方たちがいらっしゃったならば、とてもありがたいことです。

このような人達がいたならば、楽しませていただいている身のただの釣り人は次から楽しみに行けません。

楽しませていただくには参加せねばなりませんね。



綺麗な池を訪れる人は釣り人だけではないはずです。

この周辺を訪れた人達のすべての人が、ゴミを出さずに捨てずにここを立ち去られたと言うことですね。

無意識か心掛けか捨てる行為を誰もしていないのです。

釣り人の一人一人が心掛ければ釣り人によるゴミはなくなります。

釣り人による荒廃がなくなれば地元の方たちにも受け入れ易くなりますし、魚や野鳥、他の生命体にも優しい環境が出来るはずです。

将来の為にも釣り場は釣り人自身で守らなければなりません。

ゴミ箱代わりにその場で出たゴミを 『ポイ』 と投げ捨てた時、ご自身の良心に問いかけてみて下さい。

何も感じないようでしたら、釣りはお辞めなさい。

少しでも後ろめたい気持ちがあれば拾いなおして持ち帰ろう。

今後も釣りをするであろう場所は、そんな小さな心掛けで釣り場を守ることが出来るはずです。




大きな木が寿命を全うしたかのように何本も倒れていましたね。

大雪による重みで倒れたのでしょう。

大木が折れることにより太陽の陽があたり、低い草木が光合成できるようになって成長して森が若返える。

倒れた大木にはコケが生えキノコが伸び、微生物により分解され土に戻り肥やしとなりまた森を育みます。

釣りのラインやパッケージは化石燃料の石油から出来ています。

強力な微生物をもっても、とても腐りづらく出来ているので土には戻れません。

もしゴミが落ちていたのなら微生物に変わって人間が持ち帰って分解してあげてはいかがかな。





またのお越しを。  
タグ :将来


Posted by ほら吹き男爵 at 12:32Comments(0)思い

2012年05月08日

里の自然へ

ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。

子守りに家族サービス、趣味に没頭する人、ゴールデンウィークって何の事と言わんばかりに仕事に精を出していた人・・・・いかがでしたか。今年のゴールデンウィークは。



前半は天気が良かったですね~ いがった、いがった!楽しめました。

後半は我が家と姪っ子達一家でキャンプへGO!

一人身の頃はキャンプなんぞせずに野宿オンリーでしたが、そうはいかなくなってしまたので綺麗に管理された公共のお安いキャンプ場へ。

このキャンプ場にした狙いはと・・・・

朝マズメと夕マズメは大人のいけない時間にする為。

釣り人に変身して裏の川でトラウト達とじゃれ合うつもりでした が、

東海・関東・東北を襲った豪雨、豪雨、豪雨!

赤土色したダクダク濁流に10倍に増した川幅では釣りにはなりません。

漁協で釣券を求めようにも、漁協の方に制止される始末。

『今日ではなく明日なんですが』 と言っても

『明日も無理だっぺぇ』と言われ売ってくれませんでした。とほほほ・・・・

翌日の朝、川を見ると赤土色の川から白濁した川へ。

『一晩でこんなに治まるンかい』 と一言。

傾斜をもっている川は何事も早い!




岸の草木が増水と濁流によりなぎ倒されていますね。







そんな土砂降りの豪雨の初日はさっさと釣りを諦め、テラスでのんびり珈琲片手に読書と洒落込む。

へそ曲がりの男爵はまずは最後のページを読み、続いて最初のページを読んでその後は綴じ、この日が来るまで読んでいなかった。

じらすのも大好きだが、じらされるのも大好き。

流石にSukebeな釣り人である。
自画自賛

雑誌や本は後から読むとその本の良し悪しが分かる。

急がない静かな大人の釣り人の哲学書である。



読書に耽り今度の釣行のシュミレーションを頭の中でして、ダラダラとのんびりとした時間を過ごす。

こんなにのんびりとしてゆっくり時間が流れる時を過ごしたのは何年ぶりだろうか。

味噌焼きおにぎりをチリチリと時間を掛けて焼き、炭の脇にサツマイモを置き2時間も掛けて焼き、珈琲をすすりながら焼きあがるのをじらされてじらされてじらされ続けて待っていたので、頬張った瞬間のその美味さったら もーなんもいえねぇー。






最終日やっと晴れやがった。

前の晩喰いすぎたので早朝から森へお散歩に。





リスに第一次遭遇!子供たちを呼び寄せ来るまで『俺は針葉樹』と言い聞かせ殺気を消す。

達磨さんが転んだをゆっくり繰り返し、ある程度の距離まで近づいたら杉の木となる。

なんと!葦元・・・いや足元の親指にリスが手を掛けるまで近寄ってきた。

第三次遭遇である。

携帯で写真を撮ろうと動かした瞬間にボルト級の速さで去っていた。

写真を撮れないあたりがまだまだ雷魚捕獲の極意までいかずってことか・・・・

真相を神の手とされる方にお伺いしたいところだ。



キャンプ場を後にしてちょいとした小川で子供たちは小物釣りの記憶が蘇ったのか、

『ここで釣りしようよ。ミミズ掘ろうか。うどん粉無いの?』





大人の都合でソフトクリームを餌にこの場を離れさせ、楽しいひと時がこれにておわり。

ソフトクリームを食べたかったのは子供よりも私でした。


またのお越しを。  
タグ :キャンプ


Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)休日の過ごし方

2012年05月03日

初物の結末

毎度!お世話になっています。

ただのSukebeな釣り人はどこまでお話ししましたかな。

一回の釣行記を長々とここまで引っ張っちゃって、誠に申し訳有りません。

次回からは、『イヤッホー!満足の一本』とか『くぅ~最高』とか『一撃だぜ』とか端的にするようします。

もう少しお付き合いしてくださいな。




山菜採りは来年に持ち越して、池の様子を見回りしばし観察し拙い知識をフル活用して状況を把握しどう攻めるか考える。

楽しい時間の始まりはいつもこんな事から始めます。

枯れた浮芝群に底藻類がちらほらと芽生えだし、岸際には葦や蒲はまだまだ見られず芽吹いていない低木がナイスな縦のストラクチャーとして林立し、大木の枝振りの凄い奴はガサッと岸際の水面を対岸からの侵入者を拒むかのように覆う。

まさにSukebeな釣り人向きの釣り場でありますね。

拒まれれば拒まれるほどあの隙間に、中空ルアーを綺麗に放り込みたくなるのは釣り人の性でしょうか。

この時季の最大のカバーは【おがパッド】

右にふらふら~左にふらふら~っと自分の意思を持たない風まかせな奴ら。

枯れ葦のチップや枯れた葉など木屑っぽい物をこう呼んでいます。




めでたい本年度初キャストはおがパッドと低木のブッシュが絡む足元に挨拶がてら撃ち込む。

ブッシュの中をスルスルスルーと落とし込み、チッチッチ、チッチ、バシュッ・・・・

初キャストで初アタック頂きました。

その後も縦のストラクチャーが絡むおがパッドや枯れ浮芝周りの岸際で縦のアクションに好反応。

しかし、乗らず。乗ってもすぐバラす。アタック、乗らず。乗ってもバラすの繰り返し。

こんな時はコイツのリリーフを仰ぐ。





コイツのすっぽ抜け指数は高いが大合わせをする必要がない。

ただし魚に与える一つの傷が深いように思えるのでこんな時にしか使わないようにしています。
余談ですが。

これでも乗らない。乗ってもすっ飛ばしてバラす。

フロッグを元に戻すもまた同じ事の繰り返し。

正直に言いましょう。楽しいです。

こんなんでもスッゲー楽しいです。

アタック百発

Sukebeな映画の題名ではありませんぞ。

このぐらいアタックがあったちゅーう表現ですよ。

もしかしたらこれぐらいマジで有ったかもしれません。

ん~楽しい!




休憩するために道なき道を戻る途中に出会ったおばさんに 『こんちわ。こごめ採りですか?』 と声を掛ければ 『おにいちゃん何してんの?』 『釣りです。こごめ採る時間がなくて』 『じゃーこれ持っておゆきよ』 と袋いっぱいのこごめを差し出されるが丁重にお断りする。

おにいちゃんって年ではないが、おばちゃんから見ればまだまだひよっ子のおにいちゃんなんだろう。まだまだ精進せねばだわ。




一休みすれば状況も変わる。

午前の補食パターンで攻めてみるも全くの無反応・・・・

『 う、うーーーん、変わったか。しゃーねぇなぁ 』 ぼそっと一言。

手を休めしばし観察を始める。

『 バフン 』 捕食があったところはカバーのアウトサイド。

それならこーでしょと午前と逆のリトリーブコースを開始。

午前はオープンからカバーの中に入ってくるフロッグに反応し、アタックスイッチは縦の動き。

午後はその逆でカバーからオープンへ出ていく動きに食わせは横のアクションへ、止めたら食わないので我慢して動かす。

状況変化に対応して反応パターンを見つけるのも楽しさのひとつ。

結果的に4匹の魚と出会えました。
サイズは聞くな!





声をかけたが振り向いてくれるだけの娘、少し着いてきちゃヤッパリって戻ってしまう娘、お茶まで飲んだがそこまでの娘、もう少しだった娘、・・・・・・・、色々な娘と出会い楽しい一時を過ごせた釣行となりましたね。



次回は釣れなくても満足、充実感、やりきった感を得られる釣行にしよう。



動物の足跡はあっても釣り人の足跡がない釣り場で食うぎりめしは美味かったなぁ。

この気持ちとこの名も無き池を大切にしよう。



夜の花も良かったが、やっぱり日本人ならこれだね。







おわり



公開された頃は新たな旅に出ています。

家族と小物釣りの旅に。



長く長くお付き合いいただきありがとうございました。

またのお越しを。  
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Posted by ほら吹き男爵 at 10:33Comments(0)雷魚

2012年05月02日

春だけの池へ

釣り人の朝はやっぱり遅かった。



夕食をとって楊枝を銜えシーシーハーハーしながら、小一時間ほど髭君に相手をしてもらおうと思いドチャ濁りの川沿いを歩いていると、腹に響く重低音が全身を揺らす。

振り向くとどこまでも奥行きのある真っ黒な空に、シャンパンゴールド色した枝垂れ柳が浮かび上がってるじゃあーりませんか。

小声で 『鍵屋~玉屋~』 と言いながら、釣りもせず遠くの花火を眺める始末。

花火が見えてドーン!と音が聞こえるまでのタイムラグから相当離れているようだが、花火と男爵の目の間には障害物が何もないので立派に見える。

ヒュ~ゥゥゥゥゥゥゥ














ドッ














ドォーーーォォォォン















派手さはないがとても立派な花火をしばらくの間堪能し、『そろそろ寝床に向かうか』 とクレイジークローラーを一度も泥水に浮かばせることもせずに草が茂る来た道をガサガサ言わせ戻る。

寝袋にくるまり目をつぶっていざ就寝・・・・外ではドーン!と音がするのでなかなか寝付けず時計を見れば22時。

『はい?22時!』

田舎の花火は遅い。



ふと気付けば既に朝、野宿と違い車中泊って熟睡できるねぇ。

『さっ、釣場評論家になりに行くか』と一通りの準備を済ませ釣場へいざ行かん!

釣りをしようにも釣れ始めるタイミングは11時からだろう。でも今はまだ9時。

橋の袂で上か?下か?、増水してるなぁ、お盛んな鯉だらけじゃんよ、こんな大きな菖蒲の塊が根ごと流されて来たん?など考えていたら、何かの取材で地元のテレビ局のクルーがおいでなすったのでちょいと移動することにした。

ここの沼も6~7月がいいね! それまでお・あ・ず・け。



ちょいと移動は約70km、こんな事を普通に考える釣り人はバカであるしアホであるに違いない。

そんな先には春にしか行けない幻の釣り場があります。

夏は藪で覆われちょっとした空間があったりしたもんならシダ類が幅を利かせ、藪を掻き分け歩こうとすれば蔦や野薔薇が容赦なく襲いかかってくる。

同じような木々が立ち並んでいるので方向感覚も奪われ、迷子になったら本当に放浪するハメになる。

もっとも厄介なのはスズメ達。

かわいくチュンチュンさえずる小鳥なら気も和むはずではあるが、羽音が『 ブォーン 』 と聞こえた瞬間に警戒態勢をとり身をかがめ黒っぽい所を隠し奴がどこにいるか探してまう。

奴を見つけられたならそこは奴らの餌場なのか、巣の近くなのか、通り道なのか、を見極めて前進するか後退するかを決断をしなければならない。

はい、お分かりですね。 ここはスズメバチの楽園でもあります。

それも最大最強最悪のオオスズメ!

親指大の大きさに黄色と黒の警戒色、あの鋭い尖った目つきで睨まれ歯をカチカチ鳴らしホバリングされた時にはもう失禁寸前・・・・

一番関わりたくない、いや関わらない方がいい、いや勝手にこちらが土足で入り込んでしまった・・・・

どちらにしてもそっとしておくべきエリアには間違いない。

くわばらくわばら。



車を停めて雪が傍らに残る今は林状態の道なき道を歩く!歩く!歩く!遠回りしてでも歩く!





もっと近くに車を停められるが、山菜採りに訪れる地元の方々を考慮してよそ者は遠くに停める。

そんな危険な場所も今だけ限定で山菜が取り放題となっています。

こごめって美味しいんですよねぇ。





おひたしに胡麻和え、味噌汁に天ぷら・・・・

持って帰るには少し時間がかかってしまうなぁ。

これから実釣始めるんで舌鼓は来年に持ち越すとしましょうか。



つづく




じらし過ぎといつもあの可愛い娘に怒られたっけ。

【 Sukebe 】 な実釣記はあ・と・で。



またのお越しを。  
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Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)雷魚

2012年05月01日

俗の手

釣り人の朝は遅い。



2日間の日程の釣行でこんなにたくさんの出来事があるのかと気付かせられた釣行でした。

毎回、毎回、それほど意識もせずさらっと流して過ぎ去っていく出来事なんで今まで気付かなかったなんて、あ~もったいないたらありゃしない。

たぶん忘れていることもいっぱいあるんだろうなぁ。

何の気ない風物詩ってのがいっぱい、いっぱいあるもんですね。



都会にいると不摂生をしてしまうものですよね。

順調に走行していたはずだが、その為かとあるタイミングで視界が急に狭まってくるじゃありませんか。

こんな時は寝るに限る。目的地100km手前で就寝準備を始める。

目覚ましは8時にセットし明日は良い事が有るようにと夢の世界にいざなわれて行く。

この時とばかりに単独釣行お決まりの睡眠っていう欲求をこの身体に十分と満たさせてやる。







目覚めてみれば、周りは残雪と朝霧と花満開の景色。

毎年残雪は有るもんだが、ここまで多い年ってのは記憶に無く初めての体験。





当初の目的地から50km伸ばして、車窓の見える風景を堪能しよう。

たかが50km伸ばしただけ、時間に追われているわけでないしどーってことないさ。


田畑に残雪が無くなったところでは、水が張られだし代掻きが始まり田植えの準備が進んでいる。

水路には豊富な水量で満たされ、接続される池や沼はドチャ濁り!が想像できる。

釣りをしない釣行の始まりは、ドチャ濁りの池から始まるんだなぁ。

釣りをしないからいいけど・・・・



 ビンゴ!  ドチャ濁り!

それにしても夜は凍えるほど寒かったのにこの暑さは何?

気温だけだったら十分に釣りは出来るが、カバーがほんのちょびっとしかないので釣場にはタックルを持参しない。

持参したのは朝目覚めた時ドリップした珈琲をいれた保温マグだけ。

腰を下ろしてしばし眺めるも浮いてくる気配なし。

気配といえば尻になんやら冷たいものを感じる・・・・

ヨモギとツクシのここはまだ早春なんだと感じる上に腰を下ろしたので、自分の釣りパンツに水分で赤くない猿尻模様がくっきりと浮かび上がってしまったが、そんなことは気にしない、気にしない。

んんん~珈琲が美味いぜ!旨いぜ!うまいぜ!





1時間ほど目はボーっと池越しに雪をかぶった遠くの山を眺め、耳は研ぎ澄まして小さな呼吸音も逃さないように集音作業に徹していたが、音の生命反応といえば対岸での婆様たちの話し声のみ。

『こんな時いるんならここでしょ』って所にも姿かたちも見当たらない。

やっぱりまだまだ早いようですね。

釣り初めは田植えが落ち着く5月中旬過ぎからでいいやと確認できましたね。



こんな感じであれば、田んぼから濁りが一切入らないあそこが気になりますね。

ってことで護岸もされていない川を中心に見回りながら、希望のあそこに到着。

濁りなど一切無い、綺麗な綺麗な沼でした。

枯れ葦が梁状なっている所で日向ぼっこしている魚を発見、捕獲を試みる。

世の中には素手で雷魚を捕獲する神の手を持った方がいらっしゃる。ビックリですわ。

帰ってからブログを見させていただき驚きと同時に、何だか書いていいもんだか悪いもんだか。

男爵の場合はひたすら気配を消し、自身がストラクチャーとなる待ち伏せ型。

枯れ葦や枯れ枝をパッチン、パッチンと鳴らし達磨さんが転んだを繰り返しながらゆっくり近づくも、頭を沖に向けて浮いていた魚は尾を一払いしてスローに泳いで行った。

『よし!』と一言。こんな魚はまた戻ってくる。

梁状の葦に手を浸けて5分ほど待っていると、現れました!向かってきます。

バクバクな心臓を押さえて冷静を装い『俺は葦、枯れ葦』と言い聞かせ生気を奪って待つ。

手の上に魚が収まった・・・・・・

『どりゃー』と抱えて岸に引き上げる。

魚は何が起こったのか分からず一呼吸してから岸の上で暴れまくること、暴れまわること。





何が起こったか分からないまま沼にお戻りになられました。





鯉とりまーしゃんの域では有りませんが 【 捕獲 】 を楽しんだ釣りをしない釣行一日目でした。






あーした天気になーれ!と長靴を蹴飛ばしたら立ちました!

晴れ決定!



それにしても毎年素手で捕獲されるなんて凄すぎ。



2日目は釣りしましょうと言われる方がいらっしゃったので実釣しました。

早春限定で現れる池の実釣記は後ほど。
じらしたるぜ



またのお越しを。

  
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Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)雷魚