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Posted by naturum at

2014年08月06日

斥候、現る

ご機嫌いかがですか。

暑い熱い夏をさらにヒートアップさせるお方がご来訪!

360℃見渡しても平べったく、山は見えず海も見えず。

方向感覚を狂わす平野。

これぞ平野。

これが平野ですぞ。

川の流程は何百キロに及び上流・中流・下流は数キロでは終わらない平野。

まぁ~下流域だけでざっと100km。ざっとね。

このお方、ざっと見渡してしまい本当の平野に慣れていないようで、

ここはどこ?どっちがどっちだか分からん。河口からどれぐらい?←関西弁に変換してください。

関西弁を巧みに操るお方は【よーなま】が釣りたいんだとさ。

キャットを釣りたいなんてなんて奇特なお方や。

トップで釣ってやろうと、手を変え品を変えてようやく釣り方を見つけた俺もだけど・・・・・

見たことの無い魚が近くにいれば釣りたくなる。

しかもトップで出る。

これは釣りたくなるでしょ。ルアーを嗜む釣り人だったら。

見たことの無い魚を確実に手にするには、1本目は手段を選ばず釣ろう。

新しいメゾット! その名は【AR-Chicken】

内容は秘密にしときます。 やばいもん、これ。

をその場で考えて即、手にしちゃうあたりは流石です。

クソ暑い中、山が見えない平べったいエリアを数ヶ所ご堪能いただき、

夜はお待ちかね、変態BARへご案内。

寝ていないにもかかわらず、店内の壁面に飾られたルアーをビール片手に

4スクリュー6000番のレベルワインダー状態で見回る。

ビールが無くても酔ってるし。

まだまだ呑みたかったが明日に備え午前様一歩手前で変態マスターにさようならを。
(たぶんまたすぐに行くはず)

帰りのドライブはTOKIOのど真ん中を観光案内したにも関わらず、意識は遠のきスヤスヤスヤ。

この日はこれまで。



翌朝は朝から酷い暑さ。

こんな過酷な日によく来たもんだぜ。

平べったい土地ならぬ所にご案内申し上げ、一通りチェックしていただきヒントは得た模様。

1時間ぐらいで把握しちゃう観察力の凄さに脱帽いたします。

きっちりと魚は掛けましたね、きっちりとバラしましたが・・・・(笑)

順応性の早さと変化への対応の速さ。凄いわ。センスだわ、こりゃ。

速さをコントロールしだすんだもんね、俺が何ヶ月かかったと思うんだい!

ここまでは良かった。ここまでは。

ここからは地獄絵図そのものへご案内。

いわばお仕置き。

私、閻魔は魚への今までの仕打ちを懺悔、改心させるために灼熱地獄にご案内。

ここでの実況はやめましょう。

めでたく改心させました。懺悔をさせたりましたわ。

懺悔したところで、男爵一押しのSWAMPへ。

変幻自在の水位に、魔のトラップ。

魚の付きどころはピン。

地形だけレクチャーしキャストを開始。

ここでも唖然とさせてもらった。

きっちりと魚を出しやがった。

乗らなかったけど。

でも出したことに驚くわ。

キャストテクにリトリーブテクにも唖然。

トラップの餌食にもならなかったし。

センスの違いをまざまざと見せていただきましたわ。

残念なことは乗らなかったこと。

ここでは捕ってもらいたかった。



さて、本日最後はキャット本命エリアへ。

キャット本命時間帯は雷により退避。

ビビリーないちめんがあるのね。 可愛いじゃなーい。

でも初めての所ではビビリーなぐらいが丁度いい。

逃げるタイミングが分からないからね。

釣り人としての危険回避能力も長けていること。

いや、ただのビビリーだけか。

本命を諦め狙いは大好きな銀鱸に変更。

ここで捕れれば間違いなく【昇りの銀鱸】である。

持ち出したルアーは・・・・それですか、流石です。

アプローチは・・・・俺と違う。

見物しなきゃ、しっかりと。 見て盗まないとね。

って、しっかりここでも答えを出してんじゃん!

・・・・・

言葉になりません。



楽しいひと時はあっちゅー間に過ぎ去ってしまうモンです。

最終日にもきっちりと手にして、平べったい所を去っていきました。

去っていきました?

ちょっと消化不良していたので、空港に送っていたった後に【昇りの銀鱸】を求めて水辺に。

3発中、2尾をヒット!

見事にバラシ!

前日に上流での雷雨で増水していたのですよ。

ね、水位上昇も予想通りでしょ。 バラシも・・・・・

遅くなって帰宅しシャワーを浴びヨレヨレの体は限界。目も虚ろ。

明日は早くから娘の和太鼓の太鼓持ち。

・・・・・・

着信履歴

・・・・・・










飛行機、飛びまへんでしたわ。








またのお越しを。







DOBUKILLER 撮りまくりの図

DOBUKILLER 撮りまくりの図




DOBUKILLER  はしゃぎまくりの図

DOBUKILLLER はしゃぎまくりの図


またおいで。
  


Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)釣友と

2014年07月24日

淡水の住人

ご機嫌いかがですか。

言いたくないけど・・・・

暑い!熱い!アツイ!

夏だから仕方ない。ではない!

少し暑過ぎである!

ほんの少し昔は、日陰と日当の差がハッキリしていたような気がする。

日当はカンカンにジリジリ暑く、日陰の風通しの良い所ではスヤスヤ寝れる位に。

今じゃ日当でもモワッ、日陰でもモワッ。

・・・・一ヵ月半は地下に潜るか。




さてさて、引っ張りに引っ張った【第一幕 始まり始まり】の〆の前に箸休め投稿を。






葦を挟んで向こう側と手前側で潜んでいる魚が違います。

流れ側には奴が、弛み側には奴が、オガパットには奴が、底を這う奴に両方を行き交う奴。

それぞれ魚が違うのが面白い。

この状況で何を投げるか・・・・・

結果は簡単、中空ルアー。

俗に言うフロッグ。

フロッグを色々と改造してみました。

しかし未だこれだ!と言う改造方法を見つけていません。

ダンゴかな、ブレードかな、ペラかな、ポッパーかな、ペンシルかな・・・・

フックはこーして、バランスはこーして・・・・未だ模索中。

雷魚とは違いヘビー過ぎるカバーを通さないがウィードレス性能は必要。

ここばかりではなく【ややこしい】ところでも喰わせなければいけなし、

対岸に乗せてからポトンと落とさなくてはいけない所もある。

その対岸が厄介だったり。

その魚、蛙をメインに喰っているわけではありませんが、

中空ルアー(フロッグ)がとても有効だとここ数年思っています。

それ専用の中空ルアーが無いのが残念ですねぇ。



少し脱線してしまいましたが、

本命は流れ側に潜む魚。

流れ側に潜む魚の追い込み場所は葦際であり、しかもベントして流れが強く当たる所でしか捕食しない。

どんな理由でかは全く持っての不明ではありますが、流れの筋を流しても全くの反応しないんです。

流れのヨレで反応はするんですが、ラインドラッグの掛け方抜き方次第。

不自然な流し方によるルアーの向きや泳ぎがあったら絶対に出てくれない。本当に難しい。

細いラインって手もありますけど、細めのラインを使う気は全くなし。

魚を掛けても絶対に捕れないから。
(捕れない理由もあるのですが、まぁまぁそこは内緒で)

どんな理由があってもラインブレイクだけはしたくない。

僕の信条ですから。

まぁそれはそれといて、

流し方がはまるとバッコン!バッコン!するんだけど、チャンスは一度だけ。

なぜか一度だけ。

一回でもミスると反応が途切れる。

どこに行ったの?ぐらいに魚が消える。

回覧板が回ったか。

摩訶不思議。

本当に一度きり。



そんなチャンスをモノにした幸運者。

【SWAMP BLACK FIN】

正真正銘の沼の住人であり、淡水の住人であります。

異端児であります。














狙って釣れるようになってきました。

無駄な数年を過ごしていなかったようです。

1尾を釣り上げたら、釣った余韻に浸れる魚です。

2尾目3尾目を求めようとならない釣りです。

その場に釣友と座り数時間でも語り合える釣りです。







初めてにしてナイスな魚とめぐり合うなんて。

そうです。

僕が釣った魚じゃありません。

おめでとう。





またのお越しを  
タグ :フロッグ


Posted by ほら吹き男爵 at 17:17Comments(0)

2014年07月17日

第一幕の始まり始まり 【観察】

『やっちまった』 その後にも


まぁ~立ち直りは早いほー。

そんでもって『やっちまった partⅡ』も・・・・そこは触れずにスルー。

目的魚じゃないし。

ただサイズはこのぐらい。
(釣り人だったら両手をこのぐらいって広げてみよう)

蓄積するダメージ、溜まる、溜まる、溜まる・・・・

なので少しばかりの観察と言うリフレッシュタイムを頂くことに。

観察も釣りの一部ですから。

ビルの渓谷を走る川やら運河だと川面の観察よりも、

橋の下から見上げる先のおねぇさまの観察に勤しむことになりそうなところですが、ここは別世界。

初めての土地であり見るもの全て新鮮そのもの。

緑豊かな渓谷だと釣りをせずとものんびりと川面の様相を観察できるモンです。

よっこいしょと砂利玉地に腰掛け、周りをぐるりと一眺め。

関東平野の下流域、高低差がないぺターンとしたところで生まれ育った人間にはありえない景色。

今座っているここからすぐそこは河口が見え、そこからは水が塩辛くなる海が見える。

なのに真後ろには山、その先も山山山が連なって重なっているし。

その山の合間の谷の隙間を縫うように流れてくる川。

長さは短く高低差は激しく。

上流と下流しかない感じだろうか。

水色もありえないぐらいクリア。

茶色みがかった混じり物の泥がどこにも見られない。

沈殿する時間が無いのか、混じる込む泥が無いのか。

少しだけ白濁しているように見えるが、これが普通の水色なんだろうか。

この川はどんな川なんだ?と考え出す。

考え出すなら見てみるほーが早い。

でもって上流探索。昇れそうな所まで、行くぜ、上流!
(何かのキャッチコピーみたいだがオリジナルは俺である。すっげー昔から使っているし。)

想像したとおり川幅は太い!でも俺からしてみれば間違いなく渓流であり清流である。

約200Km遡れば同じような光景が関東でも見れる。

でもここは渓流と清流、それに川の終わりと海が約1/10の距離で見られる。

約20kmもない長さの中に上流・中流・下流がギュっと詰まっている。
(あくまでも上流・中流・下流の定義を無視して自分なりの解釈と見た目の独断と偏見で)

鱸ならアリだけど、ヤッコサンはここまで昇らん。

これが結果。

どんな流れ、どんな水温、どんな塩分濃度を好むかも知らないくせに、

なんとなく『ここは鱸!』と断言しちゃったし。

『夏になったらここっしょ』とまで言い切っちゃったし。

でもこの【カン】は大切だと思う。

まったく知らない土地に来て、右も左も分からない状況で何でもかんでもとできる日程でもない。

切り捨てることも大切である。

でも、でも・・・うぶな鱸がいっぱいいそうと、

よだれを垂らしながら後ろ髪を引かれながらその場を撤収しないといけない。

釣り人としてやっていいのか、この行為。

まぁ仕方ないので半ふてくされ状態で川を見ながら下る。

鱸ならあそこ。ブラックならここ。タイリクならここかなと。

ふてくされ状態もそんなことを考えているとニコヤカになっているのが不思議。

それでも最後は魚信があったところに戻ろか。だった。

夏になったらヒグラシを声を聞きながらここで釣りをしたいね。

ウェーダーを脱いで釣りをしたいね。

水を直接感じて釣りをしたいと思わせる川でした。






さてさて、戻ってこんどはお魚さんがどんな行動をするのか観察しましょう。


まだまだ続く、この釣行記。
(やけに引っ張る)



よろしければ、またのお越しを。

  
タグ :清流


Posted by ほら吹き男爵 at 07:17Comments(0)固有種を求めて

2014年07月04日

第一幕の始まり始まり 【やっちまった】




釣人の朝は遅くていい。

は毎回のフレーズで。

今回も朝はのんびりと起床。  いんや、のんびり過ぎる起床。

AM9時・・・・を過ぎてるし・・・・




朝食をガッツリと済ませ、

よっしゃ! 二日目のスタート! いざほんの少しだけ西へ!

行くぜ! 少しだけ寄り道して。

釣具屋さんの東の色と西の色は違いますねぇ~。

ケースが安い!のでゴト購入。

なんでここまできてかさばる邪魔くせぇーの買っちまったんだか。

後悔をするのは帰りの荷造りしている時まで分かるよしもない。

少し得した感を味わいながら現地に到着。




初めて見る景観。

初めて見る水色。

初めて見る流れ。





わくわく度が最高潮に達するときですね。

全景を見てまずは考える。 

今までの経験してきたいくつもの引き出しをとりあえず開いて、
(しょぼい引き出しですけど)

求める一尾までどう辿り着かせるか頭をフル回転。
(求める魚の習性すらよく分かっていませんが)

この時こそが釣人の能力を発揮する時。
(かっこいい事だけは言うね)

と言っても真昼間でありお天道様は真上にあるし、見た目で分かりやすいところから。
(それみろ)

風は海方向から吹いているので同行したフライマンは、上流へ上流へとフラットを求め釣り歩く。

俺はと言えば、一番おいしいところは最後にとっておく性質。

まずはシャローが絡む日影へキャスト。

水深や底質、流れなどここの情報が知りたかったので、少し潜るルアーをチョイス。

ふむふむふむ。

こうじゃなさそうと流れの向きだけ把握して、直角にキャスト方向を変える。

ふむふむふむ。

こっちに流れの芯があるように思えて、今度は地形を周りの様相から推測。

あの辺だよなと、狙いを決める。

あの辺は向かい風の真正面。

風に負けないように弾道を低くしないと届きそうもない距離。

普段よりも垂らしを少しだけ長くし、まずは1投目。

とりあえずは普通にリトリーブ。

アップに投げてリトリーブ。

さらに普通にリトリーブ。

少し様子見。

少し見ていたら流れがヨレ出した。

ヨレの上流側へ投げヨレのど真ん中を通り過ぎた。

ラインが張ってリールが止まる。

巻けない。

体が覚えているようで、自然と合わせを入れている。

反転したときに白い腹が見えた。

ドラグでのやり取りはナシ。

ラインを切られる要素もナシ。

竿の曲がりはいい。

寄せる。

魚体が見えた。

見たことのない体高。

それに比べて頭が小さく見える。

尾は黒く丸い。

その尾鰭の運動を早めて反転をした。

軽い。

巻く右手に重みを感じなくなった。

左手の竿の曲がりは、ティップだけがブルブルと微かに振動しているだけ。

ウェーディングしていることを忘れて、その場にへたり込む。

真っ白とはこのことかな。

天も仰がなければ、うつむきもしない。

正面だけを見つめ、ただただ呆然とするだけ。

抑えようとしても手の震えは止まらない。

足にも力が入らず膝が笑う。

発した言葉もなぜか震えている。













『やっちまった』






体のすべてが軽くなった。





  


Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)固有種を求めて

2014年07月01日

第一幕の始まり始まり 【目がテン】








ご機嫌いかがでしたか。

またまた、ご無沙汰しております。

ほぼ情報ナシの行き当たりばったりの旅に行ってまいりやした。

いずれ行こうとは思ってはいましたが、なかなかこう腰が上がらないっちゅーかなんちゅーか。

それにしても釣りに行こうと思って何年経ったんだべか。

ここにきて背中を『ポン』と押してくれる事もあったので行ってみました。

自分の遠出といえば雷魚釣り。

複雑な思いが重なり、この釣りは年に2~3回行けばいい気分に。

行って顔でも拝めればもうそこで打ち止め終了でもいいぐらい。

もう気張って今週はここ、来週はあそこ、再来週はあっちまでなんて釣行脚はヤメヤメ。

決して嫌いになったのではなく、好きな釣りには変わりないんですけどねぇ。

何て言うか・・・・この複雑で微妙な感じは言葉ではいい表せませんわ。



そんなこともあり、まだお目にしていない魚との出会いを求め新企画を自分の中でスタートさせました。

その名も【日本の固有種を釣りたい!】である。

まぁ~そんな大それたものじゃないし、

モンスターを狙うわけでもないし、

竿をガブッと口に銜えて釣ったぞーって事でもないのであしからず。



怪魚なるものを狙うわけでもないのですがね、

それなりの大掛かりな量になってまうことは覚悟してましたが・・・・







端折るだけ端折って、端折ったにも関わらずこの荷物。

荷物だけは立派なダメ釣り人。

羽田での計測の結果は、ビンゴ!20kg

セーフ!

機内に持ち込むリュックには、

重量のあるリールやらフックレスのルアーを入れていたから楽勝かと思いきやこれだ。

電車の中では邪魔だったでしょ。皆さんご迷惑お掛けしました。

と順調に検査もパスし、目が飛び出るぐらい綺麗なスッチ・・・CAに癒され、

見事な操縦で揺れる事がなかった機長にも感謝し、いざ南国の釣行脚のスタートがきれるのであった。





まずは初めての土地でのお決まりの 『目がテン』 

そこ河口ですよね。汽水域とはいえどちらかと言えば海ですよね。川より海が勝ってますよね。







cover de bora

こちらもしくは北のほうでは見かけない光景にまずビックリ。(一部を除く)

それにどこを見てもすばらしいポイントにしか見えない。

少しややこしい場所なので釣り人が入った形跡も無く、自分には持って来い!好みの場所。

魚が居るか居ないかは別の話ですが、釣り人が入った形跡が無い事がいいね。

河口には平日にも関わらず数人の釣り人が居たのにね、ここに居ないって・・・

こりゃ、どっちかやな。

で足早に次の場所へ。

次の場所へ。

はい、次の場所へ。

じゃ、次。ほい、次。やれ、次。次つぎツギ・・・・。

右見ても左を見ても後ろを見ても前を見ても、良さげな所ばかり。

ここで出したらカッコいいよねぇ。とか、

鯰狙ってるフリしてやってみる。とか、

タナゴ居ない?オヤニラミ居ない?とか、

鯉ばかりやン!とか、

あーでもねぇ、こーでもねぇと作戦会議を重ねた結果、

お目当ての魚が居る居ないは別にして、

とりあえずはベイトが多かった場所に移動し本格的に始めてみる。

が、数時間前と違って水面の様相が一変し、

あれだけあった生の気配が無の気配に変わってしまっているし。

タイドはチェックしているのに流れないし、止まらないし。

満ちてこないし、下げ出さないし。

思い通りにはいきませんね。

それがおもしろいっちゃーおもしろい。

初めての所って本当におもしろい。

意外な事がいっぱいあって楽しいわ。

ここは言葉が通じるんだよね? 日本語が?

日本ってすげーわ。

こんな楽しい所がまだあったのね。

海外も良いだろうけど、日本もいいね。

まだまだ捨てたもんじゃねぇな。

・・・・・

感心する事はたくさん有っても、この日の魚信は全く無くのゼロ。









それにしても寝てないのに、夜中に宿に着くまで眠気に襲われる事も無く釣りに集中できたわ。

宿に入って強烈な眠気に負けて湯船でコックリ。

うーーーヤベヤベ。

溺死はしたくないので眠気と格闘しながら這って浴室から抜け出し、

半濡れ状態のまま朝を迎えた事は内緒にしておきます。

さてと二日目は西の方に。

これは後ほど。




またのお越しを。





  


Posted by ほら吹き男爵 at 17:17Comments(0)固有種を求めて

2014年06月04日

カムの魚口ピラミッド

ご機嫌いかがですか。


遅くなりましたが、シーズイン。

これといって急ぐ釣りでもなし、今年はのんびりでいいのだ。

のんびりとしてしまったので、一年に一回しか行けない時期限定のあのフィールドは行けず。

まぁ~来年行けばいいこと。 元気で居てくれればいいや。




5月末でしょ、10時からおっ始めりゃいい。

ここでものんびり。

ちょうど釣行日は季節外れの超高温!ですが風は爽やか。

汗は風が乾かしてくれます。

水分塩分を補給さえすれば熱中症の心配はなし。



釣り人を避け避け、居ない場所に。

水生植物の状態はまだまだでしたね。分かりきったことですが。

あと半月ってとこでしょうかね。

『ここでっしょ』ってとこだけ狙い撃ち。

『ボンッ!』

今年初アタックは不発。

いまいち喰い気がバリバリ喰う感じじゃないようですわ。

もう少し水温上昇すれば喰ってくるっしょ。

少しばかり『ややこしい』所に狙いを変えると『ボンッ!』

あっちで『ボンッ!』

こっちで『ボンッ!』

みんな不発

不発だからといって合わせを遅らすことはしません。

不器用なんで無理です。

チェイスを楽しみアタックを楽めたんですから上々の始まりじゃないっすか、ねっ。

水生植物が少ないということは、水面に植物が少ないって事。

当たり前か・・・・

当然サイトがしやすく竿も振らずに水面を眺めていると、ホゲーっとしている釣り人の目の前をホゲーっとカムが横切っていく。

ここでものんびりモード。

『気』を消せば姿丸出しでも見れるモンす。

あっちに行っても、こっちに行っても。

翌日も同じ。

『気』を消せば至るところにホゲーッと浮いてくる魚たちがいて、こんなに居たのかってぐらい浮いてきやがる。

フラフラと回遊しているような奴は行ってらっしゃいと見送り、下手くそな釣り人前に留まる奴だけを数本釣らさせていただき2日間の

釣行は終了。



小型から大型までとても元気な姿を確認できてとても満足。

小型から中型が特に多く確認できたのが嬉しい限り。

日本の人口ピラミッドとここは違うことが確認できたので、次の世代にシッカリ受け継ぐことが出来そうですね。

今年はいいスタートを切れました。

始まりと同時に今年の終わりの予感もしています。

もう満足しちゃいましたから。

他の楽しい釣りに時間を割こうかしら。







またのお越しを。


  
タグ :雷魚


Posted by ほら吹き男爵 at 19:17Comments(0)雷魚

2014年05月19日

楽しみ方のひとつ

ご機嫌いかがですか。

快温・快湿の快適な頃合いですね。

人にやさしい季節です。

僕には厳しい季節です。



とある日曜日、最近再度釣り熱が急上昇中の釣りが行けなくなった釣友と開拓の旅へ。

毎週、少しの時間でも釣りに行ってるじゃん。

ということで『釣りに行けなくなった釣友』はヤメ!

開拓の旅と言っても自宅より半径約○○○km圏内。

でもね、私たちにとっては何十年ぶりに訪れることになるから開拓である。

若いころと違い地の物を食そうと考えていたので旅である。

その開拓の旅は大昔の概念からいうと考えられないところ。

そう、昔はとても美味しいところでもあったのです。


第一の現場

あれ?舗装路があるね。

あれあれ?藪の中に綺麗な砂利道があるね。

便利になったもんだね、ちょいと見に行くべ。

・・・・・

うわ!スゲー!何この人の数!

撤収。

5m感覚で釣り人が並んで釣りされてました。

いつもなら『並んでキャスト』と表現したいところですが、ほとんど釣り人はキャストしていません。

その場に置いているか、ひたすらシェイクシェイクシェイク。

『おい、最近の釣りってこんなんか?』

『知らんよ、そっちサイドの人間じゃねーから』

こっちサイドの私等の対象魚は、そっちサイドの人達と違うのでまーよしとして次の現場へ。



第二の現場

・・・・・・

撤収

飛んでる綿毛より釣り人のが多いじゃん。

ロケーションはサイコーなのに。



第三の現場

・・・・・・

撤収

四畳半もなさそうなスペースに6人も。

見る限り2人組みが3グループで計6人。

仲がよろしいことで。

あちらのスペースにもこちらのスペースにも。



第四・第五・第六・第七とすべて満員御礼・・・

を通り越して釣りならば満員電車・すし詰め状態・イモ洗い。

最近の釣り人ったら、魚を釣れればいいだけに釣りに来ているようですね。



フィールドはたくさん、沢山あるじゃん。

有名フィールドには有名フィールドの価値はありますが、

有名フィールドで磨いたテクを新たなフィールドに注ぎ込んではどうかな。

培った知恵とテクで魚と新たな出会いができれば、また一つ釣り人として進化をするんじゃないかな。

釣れない時が何か月も続いて試行錯誤を繰り返し、

何か月後かにやっとやっとやっと1尾の魚と出会えた時の『釣ったたぞ!』ってあの達成感は釣り人にしか味わえないはずなんだけどなぁ。

手に入りやすくなった情報の弊害なのかな。

人に聞けばいい。

インターネットで検索すればいい。

ブログを見ればいい。

ツイッターで検索、facebookでコメント入れて、釣具店の店員に・・・・・



自分なりに考えて、答えを導き出すことほど面白いことは無い。

しかも答えなんか無いから。

答えがないから意外なことも考えられる。

否定はできないからね。答えは無いんだから。

答えは無くとも考えてズバッとハマった時の嬉しさはそりゃーもー天にも昇る気分さ。

意外なことが起きればそりゃーもーハマるハマる、次は何?次はどこ?何してやろかとね。



一般的な釣りはしていません。

ただ一般的な魚を釣ることにしています。

『怪魚』ではありません。

しかし怪しい魚を釣り求め歩き回っています。

意外性が大好きです。

魚ってビックリさせてくれるんですよ。

釣れませんけどね。







またのお越しを。


  


Posted by ほら吹き男爵 at 17:17Comments(0)雑魚

2014年05月09日

残り半日のGW





阿呆の集い。

歩き方は違えど進む道は同じ。

歩く速さは違えど進む道は同じ。

草鞋は違えど進む道は同じ。

道草はくうが脇道は無い。



バラし方は違えど皆バラす。

手を伸ばしたところでバラすは右の阿呆。

ジャンプ一発バラすは真ん中の阿呆。

ナメてかかってバラすは左の阿呆。

肩を落とす阿呆を指差し大笑い。

こっちの阿呆がバラせば、ザマ!ザマ!ザマと。

そっちの阿呆がバラせば、ザマ!ザマ!ザマと。

あっちの阿呆も最後にザマ!ザマ!ザマと笑われる。



手にするまで一人でやり通す。

どんなに厳しい状態でも。

やり遂げた達成感を味わいたいから。

それと少しばかり魚に逃げるチャンスを与えるために。



意地っ張りの阿呆どもは釣りにだけは誇り高い。

他から見たら埃ですけどね。



残り半日は阿呆どもと高笑い。






またのお越しを。

  
タグ :zenaq


Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)

2014年05月07日

GWは楽な不便さを味わう

後半のGWはいかがでしたか。

前半は普通の飛び石連休でしたもんね。

後半もクソもなく、今年のGWは5/3・4・5・6でしょ。

楽しく過ごされましたか。

我が家はこんな感じ。

釣りに行っても釣り人だらけでつまらないので、ここ数年恒例になっているこれへ。

これへの前に弾の補充だけはしていましたけど。






まだまだ渋滞情報には渋滞マークの赤いラインが無い時間帯に出発。

しかしですね、高速に入った途端に渋滞が予想されまする。

だから高速道路には向かわない。

案の定、30分、1時間経つにつれて赤いラインが伸びる伸びる。

高速に乗ったなら渋滞の波に乗って流されたに違いない。

後日、乗った人の話によるととんでもない渋滞に巻き込まれたとさ。

少し遠回りにはなるけど、事前にチェックした広域農道をひた走る。

田植え真っ只中の繁忙期。

農家の方に迷惑ならないように田んぼ仕事前の時間帯を走る。

農業の為にある道路であるから繁忙期の農業が最優先である。

なのでこの走行はお勧めできないので真似はしないように。



なんだかんだとセッティングを済ませ一休み。

何でめんどくさくて不便な事をしにくるんだろか。

めんどくさくて不便な事が楽しいんだけどさ、上げ膳据え膳が楽でいいのにこの不便さが楽しいだなんて。




何ともわがままななんだろかね、人間って。

セッティングは忙しいが、一通り終わらせればボーっとできる・・・・それができなーい!

料理の準備でしょ、

子供たちには遊ぼうってせがまれるでしょ、

家にいるより忙しいじゃなーい。

それでも緑の下では珈琲は美味い。




ビールも美味い。


(生から血も滴る喰い頃。 これぞ肉)



肉も美味い。

シャンパンも美味い。

山なのに海の物まで美味い。







翌日も料理の準備でしょ、

子供たちには遊ぼうってせがまれ、

どこかに行こうってせがまれ、

温泉に連れてけってせがまれ、

それでも珈琲は美味い。

肉は美味い。

ビールは美味い。

シャンパンは無い。

山なのに海の物が美味い。

『それで』じゃなくて『だから』美味いんだね。




二泊三日半は楽しい楽な不便な生活をしていました。

そうです、三日半。

残りの半日は水辺にアホどもと。




またのお越しを。





さて問題です。

何種類の魚が写っているでしょうか?

偏光サングラスを活用すると綺麗に写るもんやなぁ。





  
タグ :キャンプ


Posted by ほら吹き男爵 at 18:17Comments(0)休日の過ごし方

2014年05月02日

歩こー歩こー

ご機嫌いかがですか。

後半の連休に突入ですね。

前半の連休ってGWに入るのかしら?

車も少なく渋滞なし、人もまばらな中途半端前半。

ただし釣り人は多し!でしたけど・・・・

そんな飛び石連休の最後に散策へ行ってきましたわ。



予報は雨。

6月の遠征打ち合わせをする日でしたが、

ナイスな予報に気を奪われ珈琲を片手にから竿を片手にと切り替えてしまいました。

釣り人であるなら当然の流れであったのですが・・・・

徐々に徐々に雨になる・・・はずが晴れちゃってるし。

雨の予報に付き潮の動き出すタイミングでの釣行を前日に指示しちゃったのだ。

これはガイドにあるまじき失態!

あっ、そうそう今回はガイドに徹する私であった。

こーなるのであれば、【マズメ】のタイミングが重要だったのに。

お天道様は潮干狩りのお客様を優先にしたに違いありませんね。

潮が利きだしたタイミングで流れが当たるところで何やらヒットしているし。

そーそー今回お供いたすはFLY de ヌーチーにはまってるこのお方。




まだ少し早めではありますけど、ヌーチーの影でも見れればと蟹やら貝の多いエリアをご案内。

まだまだ干潟の景観がのこる自然豊かなこのエリア。

葦原にはアシハラガニがウジャウジャト。

砂地に出ればマメゴブシガニを突っつけば万歳して硬直開始。

こいつらが干潟を支えているんだと思うと可愛い存在ですわ。




それでそれで、ヒットしてファイトも束の間、フックオフ。

残念。

まぁよくあることですから、つぎつぎ。

潮の塩梅もええ感じになったとこで沖を目指してLet's Go!

流れはバッチリ!

地形が変わってるし・・・・

浚渫されちまった。魚の着き場が変わった。

ガイドとしてあるまじき失態Part2

ゴボゴボとDobu13をダイブさせた瞬間に後でドボ!

こんな日は乗るはずがありません。

まぁよくあることですから、つぎつぎ。

ソコリ近くまで散策するも、バラシ1、バイト1という結果。

それでも十分に楽しい干潟散策。

単独で釣行するのと違い会話もあれば、中途半端な打ち合わせも出来る。

打ち合わせがてらの釣りが、釣りに没頭してしまい何を打ち合わせしたんだか覚えてないし。

こんなもんしょ。

気付けば前方や後方にはアシハラガニ以上の人の群れ。

せっせかせっせかと穴を掘っていました。

大量の汗をかいていい運動をした火曜日でした。




FLYに感心!

まじまじと振ってる姿を見ると、ハードな釣りですねFLYって。

一回のキャストで投げられないから僧帽筋やら広背筋やら三角筋が間違いなく筋肉痛なりそうだね。

小さな筋肉もすごく酷使しそう。

少し勉強しようかしら。



またのお越しを

  
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Posted by ほら吹き男爵 at 17:17Comments(0)

2014年04月28日

またまた月刊ダイジェスト

ご機嫌いかがでしたか。

4月ももう終わりですね。

今年もいよいよ夏の釣りがGWが明けてから始まります。

さみしい状態では釣りをしていても【僕】は楽しくないので、【僕】が楽しいと思える時季から始めようと思ってます。

もう少しのガマンガマンと。


4月の楽しかった釣行をダイジェストで。

今回も!



正直言って4月は嫌いです。

夏でもなく冬でもなく。

3月は真冬の厳しい季節から解放されて何となくウキウキ。

読みが当たって釣れると楽しいし、読みが外れて釣れなくても春になっているんだと感じるだけで本当に楽しい。

外れた時は楽しいってより許せるって感じかなぁ。

なんつっても春になったんですからね。

4月はね・・・・なんでしょ、こんつまんない感じは。

夏でもなく冬でもなく。

とりあえずは言い訳してからのスタート。



春に行く干し砂場釣行は今年はあえて行ってません。

流れ的に通年通りだったもんで。魚の動きが。

ついでに対する流れも通年通りでした。釣り人の動きも。

そんなんで今年は調査の年に。

調べたい魚の動向を追い求めてました。

【追う】ってより【待ち伏せ】

追うならばスタート地点があってそっから追っかけるんですもんね。

『いつここに入って来るんだ』とひたすら待っていました。

一途に待っていました。

いまだ来ません。




まだ待ってます。



はい、次。



少しお姉さんになった娘と嫁ちゃんとピクニックのような釣行も。

家族で楽しめる釣りもいいもんです。

何から何まで気配りしないといけませんが、その気配りを考えることも楽しいですよね。

自分の頭をフル回転させながら、トイレはあそこ、コンビニはここに、

足場が良くて田舎を味わえて・・・・。

キィィィィと鳴って開いた引き出しがこんなところ。

目の前は葦、後ろは田んぼ、ホソにはカバー、トイレも完備、コンビニも近く、

なんつっても葦の向こう側には舗装路もあり、釣りに飽きたら一輪車の練習もできちゃうというナイスな場所。




我ながらパーフェクト!







楽しませ方もパーフェクト。

自力で釣ってくれちゃうなんてイイ筋してるんじゃない。

タナゴちゃんに小鮒ちゃんクチボソちゃんに金魚ちゃん。

タナゴ仕掛けで金魚ちゃんなんか良く釣り上げっちゃったもんだ。

と、ちょっと親バカ加減も見せとこ。



ほんでもって次。




すっかり菜の花も少なくなった4月中旬。

半月前は真っ黄色の帯が延々に続いていたのに。

春ももう少しで終わりやね。




家族と楽しんだ後はタナゴちゃんの新規開拓へ。

開拓は楽しいね。

大物だろうが小物だろうがこのワクワク感は開拓をしている人でないと分かりません。

インターネットなどから情報は入りやすくなってますけど、情報源は国土地理院の1/30000の地図のみ。

自分で考えて推測して推理して考え直してまた推測して・・・・

この繰り返しでやっと巡り合えた場所にぶち当たった時の嬉しさったら、そりゃもー。

わかるでしょ。ね、わかるでしょ。

でも釣果は別ですけどね。




その流れでこんな事もしちゃってます。

一魚種ってよりも一日で多魚種に出会える釣りをこれからしていこうと思ってます。

これはあくまでも単独釣行の時のみですけどね。

一魚種だけだと勿体なく感じるは年のせいかなぁ。

年をくっても探究力はそんじょそこらの若僧には負けませんよ~

と言っている事がもう年か・・・・。



嘆いた次は。




意外性を求める釣りへ。

珍しく早起きできちゃったもんですから、釣りになかなか行けなくなった釣友と朝もやかかる近場探検。

こいつとは釣り方も似てれば好きな釣り場も似ている。

似ていないのはオナゴノタイプだけ。

・・・・はさておき、




スイマーというオフショア用と言うべきかGT用と言うべきがそんなバブリーなルアーで挑戦。

すれ違いざまの釣り人に『何を?』と聞かれ、キャスト練習と答えるほら吹き男爵。

シラっと法螺は吹きますが、本気で釣る気バリバリだったんです。

『何を?』の答えはス・ズ・キ。

ふざけんな!との声もありそうですが、理由もあるんです。

出す思ったら場所は限定されます。

されると思います。

スイマーをダイブさせるときのバブル。

このバブルがいいんです。

げんに反応はあったんですから。

直接的な反応ってことより間接的な反応が多かったですね。

ベイトの姿は全く確認されませんでしたが、必ずどこかに潜んでいるフィールド。

ボイルなど全くナシ。

スイマーに出ることはありませんでしたが、通した直後に通したライン上で【ジュッボ】【ボゴ】とボイルするんです。

スイッチを入れてあげたようです。

しかしですね、同じラインに再度スイマーを流しても出てくれない。

他のルアーを通しても喰ってこない。

でもスイマーを通すと【ジュッボ】

ボイルポイントをよく見ると共通点がいくつか見えてきました。

釣れずともこれはこれで面白いです。楽しいです。

また新しい探究ができそうです。

できれば少しスリムでボリュームダウンしたスイマーが欲しくなりました。

垂直浮きのスイマーでは淡水の流れの中ではダメですね。

水平浮きのスイマーが欲しい!

あれだと引き抵抗が強すぎるから、水平浮きのスイマーやな。

どっかないかなぁ。

若干ヒントなど出しちゃったが、まっええか。

あっちに移動、こっちに移動、ちょっと開拓を繰り返し、とある川では、

あっちの岸際でなんか言っても耳に手を当てるだけで聞こえないふりしてすっ呆ける。




リバーランズスルーイットっぽいことをしてみたり、

真剣に【よーなま】を狙ってみたりと内容の濃い充実した満足の午前中でした。

まぁ~釣果もナシでも仲間と釣りできて楽しかったっすよ。

ちなみに、釣果がなかったのはこれのセイでもある。




やっちまいましたわ。また、また。

廃盤のブリッツクリーグをいただいたというのに、このありさま。

橋脚下のヨレでゴンッっとバイトが2回も。

おかしい。もしかしてと、スカートを掻き分け確認すればやっぱり。

根がかり覚悟のポイントにつき自作のワイヤーベイトを投入すればこれだもんなぁ。

ブリッツ投げるにゃロストが怖かったんだよなぁ。

投げときゃ良かったかなぁ。

基本形のテストもできたし、まっいいか。



またのお越しを。

  


Posted by ほら吹き男爵 at 18:17Comments(0)雑魚

2014年04月09日

お花畑で

ご機嫌いかが。

魚釣りに行きたい!

と毎日思っているダメな社会人です。



春になって真っ先に見る花と言えば・・・・

3月の中頃から咲き出して土手一面に黄色の帯が延々と続いて、

5月が終わるまで一大勢力を築く菜の花かなぁ。

桜よりも春が来たと強く感じてしまいますね。

2月の厳しい寒さが終わって3月に入って

陽射しは暖ったけーんだよなぁ。

でもまだ寒いんだよなぁ。

外に出るのめんどくせぇなぁ。

まだ釣れねぇんだろうなぁ。

寝てよっかな。

でも行くか。

と渋々車を釣り場へ向けて走らせれば、目に飛び込んでくる華やかな黄色。

見た瞬間に一気に春全開モード。

釣れちゃう気満々に早変わり。




なんですが、そうは問屋が卸さない。

季節は進行しているようでしていないようで・・・・

暖かかったり寒かったり。

穏やかだったり風が吹き荒れたり。

土砂降りだったり雹が降ったりと気候に翻弄されるのが春の釣り。

それでも何とか釣ってきちゃうのが巧い人。

偏りの釣り人には、うまくいかない時間が続くのです。

お花畑の中で鱸釣りするも、まだまだ差してきていませんね。



始まりはあの独特の匂いが消えだす頃のようです。

それまではBOUZが続くんでしょうかね。

魚がいないの知っているのに。

居る所に行けばいいのに。

いやいや、イインデス。

調査中が一番楽しいんです。

入ってきた瞬間を愉しみたいんです。

その一本が結果なんです。






それにしてもこの匂い、嫌いです。




またのお越しを。



  
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Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)魚釣りへ

2014年04月07日

【啓蟄】

ご機嫌いかがですか。

春は荒れるから嫌い。

それに花粉症が辛いから嫌い。

夏になるまでは本当に辛いんだ、これが。



荒れた春の桜満開の夜、変わったお店で釣り談義に花を咲かせてきました。

知り合いになってからそれほど時間が経ってるわけではないのに、この変態マスターと釣りの話ではめちゃくちゃ合う。

仕事柄、合わせてくれているのかもしれない。

いや合わせてくれているとしたら話しのどこかでボロが出るはず。

いやそーじゃない。ボロが出るとしたら俺のほうかもしれない。



ゲイバーへようこそ(マスターがこー言う)

扉を開けまず歓迎してくれるのは数々のルアー。

CREEK CHUB WIGGLE DIVER こんなの知らんかった。

アメリカじゃガソリンスタンドやらスパーに無造作に並んでいたものらしい。

バグリーやらヘドンやらのビッグなルアーに、ヨルマルミノーの開発段階のプロト。

隅っこに小さく置かれた鬼針にはかぶりついてみてしまった。

それに冷蔵庫。

無造作に貼られたステッカー達。

EFステッカーは迫力のサイズ。

このサイズに貼れるリールの大きさはさて何千番、いやいや何万番になるんだろうか。

ウィップの効いた洒落っ気もあるのよね、このお店は。




料理も美味いし話も弾む、ついつい長居をしてしまう。

来るお客様も淑女お一人だったりBMJお一人だったりするのだが、

俺らとも挨拶だけ済ませると遠のかず近寄らずと程よい距離を取りながらお酒を一口。

淑女・BMJのお方はこちらの話を聞きながらお酒を嗜み続け笑うところではクスっと笑ってくれる。

決して入り込もうとはしてこないで、僕らの会話を楽しんでいるようだった。

お酒の飲み方・嗜み方を知っているお客が多い店のようですね。

会話の内容はもっぱらカムルチーのお話。

詳細は内緒で。(ここまでふってて・・・すみません。いずれ。)






ライギョ釣りを嗜む釣り人は、自主規制という釣の中では極めて稀な釣禁(禁漁)期間を各自設けているはずです。

それが今じゃ・・・・悲しいかな。

ライギョ釣りの嗜み方を知ってもらいたいものです。



まだまだ準備などする気になれない気候なんですが、

話しで盛り上がってしまったので少し早いですが4月6日が【啓蟄】となる日曜でした。

ただ這い出しただけです。

釣りへは5月末からかな。

雰囲気が大切な釣りですから。







またのお越しを。



  


Posted by ほら吹き男爵 at 17:17Comments(0)出撃準備

2014年04月01日

フィッシングショーの話ですが、なにか?

ご機嫌いかが。


旬でないネタを一つ。

連休の一番オイシイ時に催すフィッシングショー。

実釣主義の週末釣り人の僕としては 『なんでここ!』 と言う感じ。

3年前に久しぶりに行ってみた感想は『趣味的なブースがないじゃん』

オーナーさんの趣味が現れる小さなブースがたくさんあって、

最終日には投売り!もってけ泥棒!の即売会場となって楽しかったんだよなぁ。

行っても行かなくてもって感じなんだけど、今回はなぜか2回も会場を訪れてしまいました。

色々と訳あって。

その訳の一つに会えなくなってしまった釣友共と会う事。

年に一回のこの日だけは『ワイワイ、ガヤガヤ』よろうや、と決めてから早3年目。

3年目の今年は回るブースも少なくて残念がっていた釣友共。

『ウイップないんすか!なんで!なんで!ね!』

俺に迫られても、知らんっちゅーの。

そんな中でも奴らは十分に楽しみ、目を離すとすぐに居なくなりやがる。

会場を出るときはぐったりしていましたから。

自分はといえば、ぶらぶらするのみ。

唯一の写真撮影したのは、ヒロ内藤氏の私物ルアーだけ。

仲間3人とかぶりつき。

トランペットを眺める黒人少年のように。

たまらんです。




ぶらぶらしていると『おにいさん、こんな釣りする?』と声を掛けられ逆ナンされてしまいました。

見たことのない小さなフックに小さなワーム。

『アジですか?』

『アジやらないの?』

『小さすぎて見えませんからねぇ』

『ほんならこれとこれ、持ってって。試してみて』

パスケースの名前を見れば珍しいお名前。

『何て読まれるんですか?』

『これでヤリエですよ。そのままの名前がこれです』

指差した後ろの壁には YARIE 

にっこりとしたおっとりと話すナイスなマダムでした。

秋にはアジでも始めますかね。

まんまとハメられてあげましょう。

まずは細い糸を結ぶ所から始めさせて頂きます。

唯一の収穫でした。







名古屋が楽しいともっぱらの評判。

来年は新幹線使ってでも行くべきか行かざるべきか悩みます。

誰か背中をポンッと押してくれませんかね。



またのお越しを。



さっ、魚を探しに行こう。

追っていますよ。

調査しまくってます。





  


Posted by ほら吹き男爵 at 18:17Comments(0)フィッシングショー

2014年03月25日

あの日【in a car jam】

同僚と別れ、ご一行は北へ。

会社を出ればすぐ大通り。

完全な環状線ではないが東京を支える大動脈の明治通り。

その大動脈まで出る100mの距離に、この地域ならではの女性達の一塊が外で何やら話し込んでいる。

スキニージーンズにニットを合わせ肩口が大きく開いたセクシー系オネェ様や、

ショートコートに大き目ニットにふんわりスカートのフェミニンな装いの萌え系の女の子。

細身のジーンズにヒールトレンチコートの下には白いシャツにマフラーを巻いた洒落たカジュアルな装いのお三十路さんや、

プリントのタックスカートにまだまだブーツよのエレガンスな装いから抜け出せないバブリー世代。

それにこの業界お得意の全身真っ黒一部白できめたギャルソン風のおばさま。

おしゃれさんのみんなの頭にはニット帽でもなければハットでもない、

キャップでもなければハンチングでもない。

かぶっているのは防災頭巾である。

三角に尖がった頭巾をみんながしている姿は、戦時下のもんぺ姿の女性と変わらないじゃないか。

当時よりも化粧もよく・・・・いや、体系もスレンダーになり綺麗になっているにせよ、

その綺麗なアパレルの女性たちが、戦時中の女性に見えてしまったのは俺だけなのだろうか。

髪型やファッション、体系や言葉遣いが変わった(進化した)。

大和撫子も根本は日本人、変わらないのだと感じた。

その一塊を通り過ぎる際に『プッ』と思わず吹いてしまった。



その新しい大和撫子の一塊を抜けると、今度は光が交じり合う喧騒な感じになる。

赤いライトの列は遥か彼方まで上下し左右蛇行しながら続いている。

反対を見れば白いライトが同様に続く。

片側二車線の大通りはびくりとも動く気配がない。微動だにしない。

ただただライトが車の尻を照らしながら停まっているだけである。

交差する枝道も大通りに出ようとする車の順番待ちの長蛇の列。

大渋滞である。大混乱である。いや大停車中である。

歩道にはスーツの異様な群れが左側にも右側にも。

黒っぽい大勢の人が、規則正しくあふれながら隙間なく列を作り動いている。

イモ洗い状態、ぎゅうぎゅう詰め、通勤ラッシュ、おしくらまんじゅう・・・・・

通勤ラッシュ時の乗り換え連絡通路よりもさらに混んでいて、自分の周りは人一人分のスペースしかない。

自分のペースでは歩くことはできないので疲れることは覚悟した。

さきほどもそうだったが仕事柄、人を観察してしまうのは癖となっている。

助平心ではないのだが、どうしても見てしまうのは女性。

ある女性はテーラージャケットに白シャツにマフラーを巻き膝丈スカートの営業スタイル。

寒くても3月。無理してでも春の装いを頑張ってしまうのが女性である。

薄着の女性が目立つ。

その営業スタイルの女性を上から舐めるように目線を上から下へ。

目を下にやるとなんとスリッパ。

『この人、新幹線とかで長距離移動の時はスリッパに履き替えるんだな。
鞄にはスリッパをいつも入れてるんだろう。
出張で泊まったホテルの使い捨てスリッパを鞄に仕舞い込んだに違いない。
若そうに見えるが、やっぱりおばさんだ。』

など憶測する余裕さえこの時点ではあった。

ヒールはバッグに仕舞い込み、仕舞っていたスリッパに履き替え、歩く事を決めた中の一人だった。

ちょうどその時、JR中央線のガードをくぐるあたり。

千駄ヶ谷駅から代々木駅にかけてカーブしているポイントで、右手には新宿御苑、左手後方には明治神宮の裏参道。

あとから聞けば、新宿御苑が避難場所となっていたとのこと。

全くそんな情報は知らなかった。

気づけば徐々に白や黄色のヘルメット姿のスーツ組が増えていた。

工事現場は無いのに。工事現場かというぐらいに。しかもネクタイしてるし。

携帯電話はつながらない。

時折かけるもつながらない。

人の流れに流されるまま歩き、普段は数分で着く新宿まで何倍もの時間が掛かった。

でも車で移動するより倍、10倍、20倍、30倍・・・・1万倍早かったかも。

新宿の東急ハンズ付近でArt BlakeyがMoanin'をいきなりやりだした。

ご機嫌なJAZZがポケットから聞こえてくる。

神田に店を構える義理の弟からの奇跡的な電話だった。

車で店に来ていたとのことで、迎えに行くと言ってくれたがこの大渋滞・・・いや多重縦列駐車。

神田から新宿まで空いていれば20分、普通でも30分ぐらいだが今日は何分、いや何時間掛かるか予測がつかない。

状況は多分向こうも同じだろう。

多重縦列駐車になっているに違いない。

スーツは着ているが工事現場のようなヘルメットのおしくらまんじゅうになっているに違いない。

スリッパを履いている若いおばさんがいるに違いない。

歩いて帰ったほうが早そうだ。だけど繋がらない中、何回も電話を掛け続けてくれたに違いない。

それが嬉しい。心配し気を使ってくれている。自分は面舵いっぱいに舵を切ることにした。

ご一行の連れに詳細を話し、遠回りになることを告げ、同行するか最短距離を歩いて帰るか選択させると、

寒さに負け暖をとれる車がいいということで同行するとのことだった。

東急ハンズを過ぎその先の交差点は新宿通り。ここもも右も左も多重縦列駐車になっている。

この先の靖国通りを右に曲がるか、ここを曲がるか考えたが明治通りの人の多さにまいり新宿通りを右に曲がる。

明治通りでは北上する人がほとんどであったが、新宿通りに入り人の流れは一方通行ではなくなる。

人が入り乱れる流れとなり外苑西通りを抜けるまで歩道も狭く、さらに歩きづらい状況となってしまった。

ただ靖国通りもこの感じだと変わらんだろうし、四谷三丁目までの辛抱。

左手は新宿二丁目。この町も相変わらずで歩道の喧騒と違う騒ぎ方を店の前でしている。

普段は店先でなんて騒いでいないのにと思いながらサンミュージック(四谷四丁目)交差点に向かう。

狭い歩道で肩と肩はぶつかり合うが、知らない者同士のお互いいなすように肩を引きダメージを少なくする。

なんとなくお互いの気配りしあいながら歩いているようであった。

この混雑した狭い歩道を、小さな手を絶対離さないぞといわんばかりにしっかりと握るお母さんが西方面へ。

どこかへ出かけて帰れなくなったのだろうか、足早に歩いて通り過ぎる。

お腹を両手で抱きかかえ、大丈夫よ大丈夫よとお腹の中のあかちゃんに言い聞かせているように歩く妊婦さん。

この寒空に大きなお腹でどこまで歩くのだろうか。

我が家の子も産まるまで母体は絶対安静が2か月ほど続く日もあったので、このような妊婦さんを見ると心配で心配でしょがない。

他人事に思えずつい声を掛けてしまった。

『大丈夫ですか?どちらまで?』

反対方向でまだまだ距離はあった。『気を付けてくださいね』としか言えなかった。

気丈にもそのお母さんは、『大丈夫です。ありがとうございます。』と言って前に突き出したお腹をさすりながら人ごみに消えていった。

途中途中のコンビニを通りすがりにチラッと歩きながら見れば、おにぎり棚やパンの棚、食料品の棚はことごとく空。

ビールや酎ハイなど買い込み、ちょっとした空きスペースで宴会を始める人があっちにもこっちにも。

ビルの入り口付近。公園。閉まったGS。軒先・・・気づけば騒いでいる人達の声がよく聞こえる。

みんな同じ境遇なものだから変な連帯感が発生し、持ち寄った人達の数人の輪が出来上がりプチ宴となっているところもあった。

この連帯感。悪い方向に誰かが走れば一気に集団があっちにそっちに走るような気がした。

他人事ではなく悪いとは分かっていても『みんなで渡れば怖くない』心理で、

一気に皆が傾き暴走しだしたらもう止まらなかったのではないだろうかと。

日本はいい国である。太平な国である。まだまだ裕福な気がした。

四谷四丁目交差点を過ぎ歩道は太くなり少しだけ歩きやすくなる。

車の流れも車線が片側四車線になったぶんタイヤが転がるようになったかな。

新宿のごちゃごちゃした町から、少し大人がゆっくりと語らうような飲食店が目につくようになってくる。

帰れないものだから暖を求め店に入る。

腹が減っているから店に入る。

歩き疲れたから店に入る。

ただ単純に酔いたいから店に入る。

騒ぎたいから店に入る。

どこのお店も満員御礼。

稼ぎ時とばかりにお店の活気はピーク。

なんとなく大人の語らいの場に子供が混じり(業界的にヤング層を子供と表現する)

店内のテンションが徐々に徐々に異様なハイテンションとなっていてるようだった。

男も女も子供もビールやらワインやら焼酎を片手に、下心丸見えな感じがウィンド越しにヒシヒシと感じられた。

ご一行は四谷三丁目の交差点を左折することをやめ、四ツ谷駅まで直進する。

相変わらずお店はどこもかしこもいっぱい。酒の席を楽しんでいる。

大きな笑い声をあげながら恵比寿顔のお調子者。

両手を叩きながら大口開けて笑う女子。

手を握り合いながら顔を近付け接近戦を開始するカップル。

うだを巻き始めるサラリーマン。

平和そのものの様相は変わらない。変わらないんだが・・・。

四ツ谷駅前の外堀通りを左折し市ヶ谷駅方面に進路を変える。

市ヶ谷駅周辺になるとまた一変する。

赤坂方向、飯田橋・後楽園方向、麹町・永田町方向、九段下・御茶ノ水方向から来る人に向かう人で入り乱れる人間交差点となった。

中国語や韓国語、英語やらポルトガル語?など言葉が日本語だけでなくなっていた。

一人の中国人は誰かと逸れたようで、携帯電話で必死に連絡を取ろうとして右往左往している。

リュックを背負った肌が白く背の高い短髪の男はペットボトル片手に周りを見回すだけ。

あの入り乱れようなら人と逸れておかしくないわな。

数人の中国人は赤坂方面に歩きだし、肌の白い大男はその場にしゃがみ混み、

少し派手なお洋服をめした東洋系の方は指を東西南北に差し、浅黒い人達は周りをきょろきょろするだけで動こうとしない。

国際色豊かな混乱交差点であった。

ここでご一行にもアクシデント発生。

一人が行方不明。連絡もつかない。あれだけ言っておいたのに。あそこ右だよって。

さっきまですぐ後ろを歩いていたのに、なんで居なくなるかなぁ。

もう見つけることは困難。待っていてもしょうがない。

目的地は教えてあるし、子供じゃないんだから帰るなら帰れるだろう。



とりあえずこちらは外堀を越え靖国通りに入る。

こんな時、こんな人って必ずいるんだよな。ともう一人残った連れと話しながら先を急ぐ。

靖国通りには人が多かったので靖国神社の裏を通るルートを歩く事にした。

右には三輪田学園の中学・高校、左は法政大学、その先には白百合学園小中高があり暁星高校に和洋女子高がある学校街。

これも後から知った話。

法政大学は開放して一時避難場所となっていた。

右の学校は全教室に光がともっている。

もうそろそろ夜中に差し掛かる時間となってきているのに。

それぞれの教室には誰もいないようで、中央の大きな空間に整列して大勢が体育座りした。

たぶん親が迎えに来るまで帰れないのであろう。と同僚と話しながら右を見ながら左を見ながら学校街を歩く。

あの不安そうな顔は今でも覚えている。

活字で表現できない心から不安そうなあの顔を見て、今起きている現状が普通じゃない事だと決定づけられた瞬間だった。

少しだけ歩く速度があがり先を急ぐ。

突き当りを右に曲がると、金色の玉ねぎが見え出してくる。

靖国神社を右手に見ながら再び靖国通りに入ったら少し、ほんの少しだけ人が少なくなったような気がする。

反対車線に目を向ければ救急車やら消防車やらパトカーやらの赤色灯が煌びやかに回っている。

九段会館の前である。

ここまで来るのにここまで緊急車両が忙しく騒いでいる場面に出くわしたことがなく、

何かあったのが容易に想像できた。

九段下の交差点を越えれば首都高5号線のガード下。

ここは一杯飲み屋の屋台が昔から出ている場所。

『おやじー!熱燗!』

『おやじー!おでん』

どこでもある光景である。が今回は屋台の長椅子だけではなく、屋台を囲んで酔っ払った若者達が騒ぎ立てていた。

既に酒は飲み干され出す酒すらなく、既に食い尽くされ出すおでんすらなかったみたいだがこの有様。

どこにでもある光景かもしれなかった。

九段会館の惨事も帰宅後ニュースで知ることになる。

神保町は本で有名な場所。靖国通りの両サイドはほぼ本屋。

そのほとんどの本屋さんは閉まっていたが、暗がりの店内に目をやると本が崩れ散乱していたお店も見かけた。

このあたりで尿意を催し、高校時代はこの辺が庭だったので土地勘を生かし駿河台下の消防署まで足早に進む。

消防署でトイレを快く貸していただき、消防団員に状況を伺えば酷いことになっているとしか言ってくれなかった。

自分の居住している住所と状況を説明し心配だった火災の事を聞くも、詳しいことは教えてくれなかったが、

『大丈夫ですよ』と一言だけ笑顔で答えていただいた。

多くの署員達が見守る先はテレビ画面。

食い入って観ている。

野球の日本シリーズを観ているわけでもワールドカップのファイナルを観ているわけでもない。

こちらからはテレビを観ることはできなかった。

一人の署員は腕を組み、頭を掻いている署員も。オレンジ色のつなぎを着た全員が腕を組み無言で観ていた。

さきほども言ったがここは庭。

駿河台下交差点から小川町までは本屋街から一変してスポーツ街。

ほぼスキー・スノーボードショップとなる。

ちなみに御茶ノ水駅方面に上れば楽器街となる。

義理の弟には表通りの靖国通りに駐車をすることは困難だろうと告げ、裏道のビクトリア裏の公園で待ち合わせをしていた。

消防署からは歩いて1分もかからない距離。

気付けば靖国通りは東方面に人が流れる一方通行となっていた。

消防署を出たら右に、直ぐの角をまた右へ。

待ち合わせ場所の公園脇に車は伏せをして待っていた。

ここまで歩いた時間。

よくわからない。2時間歩いたか3時間歩いたか。

とても長くは感じなかった。短くとても短く感じた。

ここからは車窓から眺める景色となる。

渋滞はどここかしこも相変わらずで、裏道に誘導してもしょうがないと思い弟任せに車を歩かせる。

神田明神を越え停車状態の蔵前橋通りを避け、蔵前橋までは住宅街の中を。

何とかオオカワを越え川向うへ。

完成間近のスカイツリーまで来た時に、車に乗っていた全員が『ここの作業員は大丈夫だったんか?』と思っていた。

見上げる限りスカイツリーは大丈夫であったが、あの長い揺れを何百メートルも上で体験した作業員の恐怖はどんなもんなのだろうか。

スカイツリーの真下に江戸和竿の名人『竿辰』さんのお店を通り過ぎ、押上駅前で同僚をと別れた。

車のラジオからは、『○○では数千人が流され、○○浜に何百という人が打ち上げられています』

『まさか。うそでしょ。大げさすぎない。夜だから見間違えてるんでしょ。過剰に報道してんじゃねーの。』

ラジオから聞いた言葉で覚えているのはこれだけ。

覚えている会話もこれだけ。

これを聞いて以降、他の会話はもう何も覚えていない。

ここからは渋滞に巻き込まれたくなかったので、住宅街を右に左に空いていそうな道へとハンドルを切りながら進み、

白髭橋を越えた所で大渋滞・大停車・大縦列駐車の混乱は嘘のようになくなり、ここから家までは15分で到着。

『ただいま』 『おかえり、お疲れさま』

安堵からか疲れがドッと出るが、寝ている幼い子供を抱き頭を撫で頬をなでやっと小さな願いが一つ叶った。

『家族の顔が見たい』

居間に入るなりテレビからは愕然とする映像が目に飛び込んでくる。

九段会館の事故のことも。



下りの渋滞は解消されていたが、都心部へ向かう車の列は変わらなかった。

あの高校生を中学生を小学生を迎えに行く車なんだろう。

上りの渋滞が解消されれば、あの不安な顔も解消されたに違いない。






お祭り騒ぎしていた何も知らないあの日の東京。  

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2014年03月18日

あの日【Should I Stay or Should I Go】

あの日、会社で。


春なのに暗くて寒くて雪でも降り出しそうなどんよりとした空。

あの日は金曜日。

翌日は月一出勤の監獄saturday。

獄長に提出する資料作成をするという気だるい一日を過ごすはずだった。

業務は朝から順調にはかどり早く終わる目安がついたので、夕方から営業に回る段取りを始める。

あまり好ましくない潮周りではあったが、夜は干潟に浸かりに行くつもりでもあった。

外出する前に小用をたしにタイル張りの薄暗い昭和な北向きの小部屋へ向かう。

ファスナーを下ろし不愛想に湾曲している無機質な生成色の陶器に向かって、いざ・・・・・・・

ん?目眩?と思わせる自分の意図としない方向に体が左右前後にふらふら振れる始め、

ゆっくりとした波長の長い揺れが徐々に小部屋を大きく揺すりはじめる。

小用を途中で止めるわけにいかず、最後まで搾り出すもいっこうに揺れはおさまらない。

終息に向かうかと思えばまた揺れが大きくなる。

搾り出したところで小部屋を抜け出し、抜け出す先の部屋は経理室。

経理の女性2人がキャーキャー悲鳴に近い叫び声をあげながら、

『逃げよ、逃げよう。逃げたほうがいいよ。○○さんも逃げようよ』 と俺に向かって言ってくる。

さらにここで揺れが一段と大きくなり、二段重ねのロッカーがガタガタうるさいロックンロールバンドと化してヘッドバンキングに磨きをかけだす。

ヘッドバンキングしているロッカー達を押さえながらすり抜け、サッシの窓を一ヶ所重ねて開け出口に降りれる階段のドアも開ける。

『ここ開けとくから。何かあったらここから逃げな。寒いけど閉めちゃダメだよ』 と女性に声をかけると少し落ち着いたようだった。

揺れがひと段落した所で 『外に出るなら上を見て何も無いところにね』 と言って営業部屋に戻る。

この間、数分間。 何分だったのかは覚えていない。

地盤の固い土地のお陰で建物も設置してる大きな置物も倒れるなどの被害は無かったのだが、何故だか自分のパソコンモニターだけが倒れていた。

その後も大きな余震が続くが、とりあえずは業務を終わらせてから考えるつもりだった。

当時社内にワンセグなる便利携帯を保持しているデジタル人間はおらず、何時間経っても今の東京の状況が全く把握できないでいた。

次第に電話も携帯電話も繋がらなくなり家族の安否だけを確認できたのが最後、それ以降再会するまでの十数時間音信が途絶えるはめになる。

会社にいる間の情報源はインターネットのみ。ここからの情報のみが頼りとなる。

ただネット上も混乱していて何が正しくて何が間違っているのか、何が何だか何が起こっているのかインターネット上では全く判断できない。

流れていたFMラジオは普段通りの軽快なおしゃべりを交えながら、、

『足立区の○○で火災が発生した模様です。火の元には気を付けましょうね。余震がるかもしれません、気を付けましょう。』などノンビリモード。

インターネットから得られる情報の信用性はなく、ラジオからの情報だと大したことは無いような雰囲気だった。

四回?五回?もう回数というよりこの大きな余震が度々起き、普通ではないことだと分かっていた。

時間だけは過ぎていき留まるべきか帰るべきか、ただならぬ気配だけで動いたらいいのか悩んでいた。

Should I Stay or Should I Go

会社内では『津波がすげーんだってさ』『おまえん家、大丈夫か。近くだろ火事』などと軽く冗談を言っている上司もいる。

この気配が感じられないのか、強がって見せているのか。

一か月前にはニュージーランドで大きな地震が報道されているのにこの軽い発言はどーなのよ。

危機管理がなされていない会社がどう行動するべきか判断しないなら自分で判断するしかない。

自分のカンを信じ、『やばそうだから帰るわ。電話もつながらないし心配なんで。明日は来るかどうか分かりません』と先陣を切ると、

強がっていた上司ども社長と相談したうえで、出勤だった土曜も休みにして帰るようにとの指示がやっと出る。

さっき外に出て確認しに行った時、JR・地下鉄は運転見合わせ中。

バスは動いてるんだかどうだか分からない。

俺は男だからいいけど、こんな状況で女性に帰れって。

これ以降、もう会社の判断待ちより自分で判断する事を決める一幕でもあった。

会社を出てしまえば情報源を絶たれることは間違いない。

今、分かるだけでもの情報を頭に叩いこもうとするが、ろくな情報を入手することはできなかった。

もっとましな情報を取得する方法を知らなかった。



JR・地下鉄メトロ・都営地下鉄・私鉄・バス・・・・やはり全てストップ。

機能停止。東京シャットダウン。

『家族の顔が見たい』

何かあるとよく出てくるこの言葉。

この言葉の意味がこの時に痛感するほど理解できた。

何があろうがこれから何が起きようが『帰る』とだけを決めていた。何が何でも。

会社から出る前に会社の周りでは、ビルが倒壊している様子もなければ煙も見当たらず火災もなさそう。

あれよりも大きな揺れがきたのなら別であるが、今のところあれよりも大きな揺れはない。

家まで帰るのに何日も要することは無いだろうし、数時間の本当に最低限の備えさえあれば大丈夫そう。

『これなら帰れる』である。

ここは東京だし・・・・・

社内にある自動販売機で いろはすを2本。

普段は絶対に飲まない砂糖たっぷりの暖かい350mlのカフェオレと、飲めない缶コーヒーも。

100均で買っておいたLEDフラッシュライトを2つにホイッスル。

90Lの半透明ゴミ袋を3枚とタバコは吸わないがライターを1つ。

最後に繊研新聞を使うことの無くなったリュックになるグレゴリーの旧営業バッグに放り込み荷物の準備完了。

次に寒さ対策、『首という首』を防寒する。

手袋やマフラーは大嫌いなので普段はしないくち。持っているわけが無い。

タオルをマフラー代わりに首に巻き、パンツの裾をベルクロテープで閉じ、手首には仕事柄持っていたリブニット附属をジャケットの下にはめて外気をシャットアウト。

ただ手袋に変わるものがなかった。どこかに軍手が有ったんだが。

暑くてもいけない、寒くてもいけない、重くてもいけない、動きづらくてもいけない。歩くんだから。

幸い足元はNEW BALANCE 996、上着はMarmotの中空糸中綿JK。

機動力と数時間分のエネルギーを確保したところで、会社を一番乗りで出て行く。と、みんなが続いて次々と出てきた。

外は暗くなっていた。さらに寒さが増す夜となっていた。

同方向の2人も帰るとのことで一行となり、他に出てきた各自に『気をつけろよ』と声をかけそれぞれ家族の待つ方向に散っていった。

最短で約20kmちょい。

ナビゲーション世代でないので、頭の中で最短ルートを自動計算することは簡単だった。

ナビに頼らない運転をしていたアナログ経験がここで役に立つ。

二つのルートが思い浮かぶが、幹線道路優先で考えた。

当時社屋は原宿。

明治通りを北上し新宿・池袋を抜け首都高5号線をくぐり白山通りを越え飛鳥山へ。 

疲れたら飛鳥山公園で一休みし、路面電車の線路に滑らないように王子を経由してここで明治通りとおさらば。

隅田川に架かる豊島橋を渡り、釣り慣れた?サッカー慣れした?荒川の見慣れた橋の江北橋。

ここまでくればもう一息。

港北橋を渡ってしまえば、西新井大師まで一直線。

弘法大師様の像の脇をショートカットさせてもらい、あとはどうあがこうが匍匐前進でも帰れる。

ざっと四時間もあればのルート。

これがシュミレーションした最短距離の全容。

後々にナビに計算させても同じルートであった。




準備が整ったところで、ご一行は北に向けて歩き始める。

これから先はあの日の夜、この目で見た寒い夜のチャライ東京です。




  

Posted by ほら吹き男爵 at 14:46Comments(0)思い

2014年03月07日

Please allow me to introduce myself





ご機嫌いかがですか。

ご機嫌な夜でした。



石ころたちは相も変わらず転げまわっていました。

何歳になっても転げまわっていました。

最高でした。

カッチョよかった。

・・・・・



隠居時期を探していた自分が情けなくなりましたわ。

あと何年釣りができるんだろうと考えてた自分がバカに思えましたわ。

進化すればいいだけだったんですね。

進む先の道しるべをまた教えてもらいましたわ。



ヨシッ!

生涯現役。

70歳になっても80歳になっても転げまわりますよ。

進化し走り続けますよ。

釣行脚し続けますよ。

吹っ切れたぜ!




You Can't Always Get What You Want.




またのお越しを。



  

Posted by ほら吹き男爵 at 00:22Comments(0)

2014年02月24日

釣りに行けなかった釣り人の結末

ご機嫌いかがでしたか。

関東では2週連続の大雪。

内地では災害にまでなってしまった重い雪を降らせましたね。

雪はめったに降らない関東。

『雪』と聞くだけでテンションが上がってしまう人も多いはずです。

恥ずかしながら、自分もその一人。

ハイテンションで商談を終わらせ駅へ向かえばシステム故障で電車がストップ!

やばい、帰れんぞこりゃ。

こんな大雪の日にこんな遠い所で路頭に迷いたくない。

公園でビバークもしたくない。

ハイテンションな時は悪知恵が浮かぶのが早い。

『避難場所を確保せねば』

武蔵の国のBMJが快く避難場所を提供してくれることになったのだが・・・

こんな時に限って復旧が早えじゃねぇーか。

悪いことを策略するもんじゃありません。



そう、これで2週続けて釣りに行けてません。

通勤電車の中ではもじもじしっぱなし。

靴の中で足の指はグーパーグーパーしっぱなし。

それもそのはず。

その2回目の大雪の週末の大潮のタイミングで湾奥に接岸するはずと予測していたから。

上がるタイミングを狙い撃ちするはずだった。

はずだった・・・・はずだった・・・・

計画が大狂い。

魚を見失った。

でもって先週末の潮周りでは立ち込めないし、雪どけ水の影響で干砂場の水温が下がってるし、もうこうなったらやけのやんぱち。

夏のための開拓!

もっもっと水温の低いまだまだ残雪の地帯へゴー!

ここは両岸ナチュラルバンク。

いたるところで大木は浸食により倒木となりナイスなカバーと流れのヨレを作り出し、釣り人を近づけまいとする藪を備える。

こりゃ夏は水辺まで出るのは困難や。

困難以前に水辺に降りれん。

水辺までは土の断崖絶壁を降りねばならん。

崖まで近づくのも危険。いつ崩れるかわからんし。

とりあえずさ、藪が枯れている今のうちに全容を確認しておこう!

って気持ちを切り替えて岸際を安全確認しながら歩く歩く歩く。

とある一角で大木が2本、土砂を伴い倒れている場所を発見。

相当前に倒れたようで、土砂の上には芝が生えて階段状になり水辺まで安全に降りれる。

倒木と流れてきた物により自然の堰ができている。

まだまだ居ないと考えているし、

『とりあえず投げてみるか』

堰下のボトムの質や流れやヨレ、水深や障害物があるかないかなど確認するために投げてみる。

たかをくくった考えが甘かった。

意表を突かれた。

とりあえずは万全のタックルのはずだった。

そう、『はず』だった。

生涯一の魚を逃さない為には万全な装備で挑まねばならない。

これはいつも思っていること。

甘さがあり『はず』のタックルだったようです。

逃した責任はすべて釣り人にあります。

幸い魚の口には針傷のみ残し、トレブルフックが掛かったままでないこと。

不幸中の幸いでした。

これには偶然的でなく必然的だったのだと思います。

バーブレスだったこと。

やってたことがこれにだけは役立ったような気がします。







同じ過ちを何回も犯してしまうダメな釣り人です。

みなさんは生涯一を逃して後悔しないように、

何時なんどきも万全のタックルに居るかもしれないと心構えをしたうえで釣りをしましょうね。

はぁ~逃した魚は・・・・




またのお越しを。



  

Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)

2014年02月13日

’13秋冬コレクション

新年明けましておめでとうございます。

人がしでかした結果の地球温暖化で、今となっちゃ旧暦が正しい暦のような気がします。

旧暦の新年早々に復活します。
(少し過ぎてしまったことは内緒にしといてね)


ご機嫌いかがですか。

ご無沙汰しておりました。

忙しいって嫌ですね~

フリーだった時間まで奪ってしまいますから。

それに写真掲載すれば場所の特定もされかねないので、少しばかり考えさせていただきました。

釣りの楽しみの一つ・・・いや八割がたかなぁ、【発見】がありますね。

色々な【発見】がありますが、最も重要視する【発見】は場所です。

この場所探しが面白い。本当に面白いんです。

こんな所にこんな奴が! ここに!?という【発見】が大好きなんですねぇ。

忙しくて更新する時間がなくとも【発見】を探しに釣りに行く時間はありまして、

この秋冬はこんな釣りをしておりました。

ダイジェストでどうぞ!



葉がまだ青々と茂る暑い秋から枝葉も氷る激寒の今も、

【昇りの銀鱸】追い求めアメリカンルアーをぶら下げて田舎を駆けずり回っておりやす。






暦の冬になれば『釣れない、居ない、落ちた』とは分かってはいても、今度は何時戻ってくる?とのタイミングが知りたくて通ってしまうんですよね。

カッコいいこと言ってますが、万が一釣れちゃったらと儚い期待で出かけてしまうのが本心。




釣り人の悲しい定めっちゅうやつですわ。



そればかり追いかけていてもストーカーに間違われてしまうので、



スリム系ミノーに支配されている砂場に殴りこみ!

オレンジボーンを背負えるぶら下がってやるぜ式竿が無いところが玉に瑕。

だってさ、ピンクのほーも使うんだもんね。



身動き利かずの不自由で何でも試すウェーディングには、トラブルはあってはならない。

ぶら下がってやるぜ式の方に軍配が上がる。

なんでも使える竿をちょっと探してみよ。

そんなのねーえ!っちゅうの。



ぷらっと空を見上げれば、小物釣りに最適な餌を発見。

和竿を継いでちょいと一振り。

小気味良い小鮒のクイックイッ感はたまりませんね。

バイブレーションが細やかなタナゴちゃんには癒されます。

下町のクソガキどもはちっこくなって箱庭的な釣りも大好きなんです。

これが粋なんです。








たまには白い世界に行っちゃたりもして。

ここぞとばかりに家族サービスね。

意外でしょ、スノーボードは腕前?足前(笑)はプロ級なんですぞ。

ウソ!





で、お江戸は45年ぶりの大雪。

場所によっては40cmは積もったかな。

そんな雪が降る頃からのメインベイトは、メディアが操作・刷り込みをしていただいたおかげでウニウニ系が一般的らしい・・・・・

ですが、オレは魚を喰らう魚を求めています。

ウニウニ系で有名な場所には人がわんさか。

少し見かたを変えて釣りをすれば、釣り人が誰一人として居ない釣り場がそこに。

まさに独占!大人の時間・・・・・ちゃうか、釣れないだけなのかな。



なんて言いながら、キッチリ答えを出しているし。

これも釣りの面白いところ。



それでもって最後は底を切る釣り。

不要となったワイヤーベイトに一工夫。


底といっても水深1m。

笑っちゃうでしょ。

俺の釣りに中層はない!



上か下じゃい。

これでいいのだ。



【発見】のススメでした。




少し時間が空くことはありますが、今後ともよろしくお願いします。


またのお越しを。


  

Posted by ほら吹き男爵 at 18:17Comments(0)

2013年10月26日

昇りの銀鱸 ②

雷魚釣り感覚の釣り。

雷魚釣りとは全く違う。

感覚だけが似ているこの釣り。

おもしろい。



ブッシュに囲まれ身を屈めながら、ピンスポットにルアーを送り込む。

カヴァーの代わりに、水の流れを読む。

魚の向きや居場所を想定してトレースコースを考えルアーを流す。

バイトポイントを予測。

魚には自由を一切与えない。

ランディングはこの手で。



ぶっ壊して逃げて行った奴は、どんな奴だったんだろうか。

暴れる姿は見ている。じっくり見る余裕なんかない。

余裕が無い中、頭の中を不安が過ぎった。

『ヒートンは大丈夫か。 ネジは抜けないか。』

信頼できる竿・リール・ライン・リンキングパーツだけでなく、



魚に一番近い所にある道具を信頼できる物にしないと。





真っ二つに壊れなくて良かった。







またのお越しを。


  
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Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)

2013年10月16日

昇りの銀鱸

お江戸は大川、両国橋のたもとに銀色に輝く龍が横たわってたそうな。

実は龍ではなく、龍と見間違えるほどの巨大な鱸。

この巨大な鱸を、

【昇りの銀鱸】

と呼んだそうな。



数年前に地図を見ていたら気付いたことがあり仮説をたてて秋の今、雷魚シーズンが終わるとこの仮説の釣りを実証する釣りをしております。

コードネーム
【海河川環状線】 通称 【ほら環】

本当かどうか自信がなかったのですけど、少しずつ分かってきました。

時間はたくさん掛かりそうですが、自分の求める魚を探索する釣りは辛くても楽しいです!

もしこの仮説が間違ってなかったら、釣り界のノーベル賞もんですよ。

大袈裟に言っちゃってますが本気です。

いい大人なんですけど本気で釣り歩いております。

【昇りの銀鱸】

を探して。



まだまだ昇りの銀鱸には程遠い大きさですが、少しずつ近づいているような気がします。








探している魚を何て読んだらいいのか考えていたら、こんな伝説があるぞって聞いたので、勝手に頂いちゃいましたぁ。

あっ、これ内緒で。



またのお越しを

  
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Posted by ほら吹き男爵 at 18:17Comments(0)

2013年10月08日

秋のあれやこれや



『行きません?』

メールという今では最新技術と言えないものも使えない釣りに行けなくなった釣友からメールが着弾。

『ええよ。いつ?』

『明日だけど今晩出で』

何を釣りに行くか、どこに行くかは聞かないでも大丈夫。

よく存じ上げているので。

まぁ~それにしても急なこと、急なこと。

家の用事は速攻片付け、準備に取り掛かるも、

目をギラギラさせてる釣りはもう卒業してるし、サクッと適当に色々な準備を終わらせる。

ちょっとそこまでの約4時間半。

今までなかなか話せなかった釣り談議や、仕事や家庭の話しをしながらの道中は愉しい。

メールを使えない釣りに行けなくなった釣友も(長いかから次からアイツで)、

俺が楽しんでいる釣りに興味津々。

『ほー』『へー』『ふう~ん』『なぬ!』の連発。

雷魚以外にそんな楽しそうな釣りが、半径800km以内に有ることを覚えてしまったので来年が愉しみである。

半径800km・・・・本州ほとんど網羅してるってーのに、それに気付かんなんて、アホさ加減も相変わらず。

それを言わないあたりがウチ等ぽいんだけどね。 言わない俺もオレだが。



それにしても分かってはいたけど、稲が刈られて一面ベージュ色の稲藁の絨毯。

池は?いいじゃない。カバーは?上々、いやいや上々すぎるでしょ。

でも投げる気しませんね。

景色がこれじゃ。



一投もせず次の道具をコソッと取り出す。

赤い鰭がヒラ打ってるし、ヒラべったいのがキラキラしてるし、葦際には蛇柄さんが睨みきかせてるし。



赤い鰭は釣れませんでしたが、小物ちゃんってなんていい奴なんだろう。

それを遠めに見ていてアイツが寄ってきて、マジマジ観察。

『これもおもろそう』

『貸してやらんぞ』

『ふん』 と言ってどこぞに消えていきましたわ。

昼飯を挟んで、アイツは相変わらずカバーゲームを堪能中。

続いて取り出したる道具は、鱸の道具。

ちょいとアイツから離れて沼鱸をと楽しむも、反応してくれません。

そりゃー陽射しガンガンの真夏日になりそな日中じゃ無理ね。

ってんで、大河川に。

大きすぎて広すぎて無理。 どう釣っていいんだか分かりましぇん。

とりあえず、葦際を撃つしかない。

『どこ?』

『あっこ』

なんてやり取りでアイツが来る。

『おもろそうだ』

『貸さんぞ』





帰りの道中はもうどう釣る、アー釣る、何する、これするの質問攻め。

釣りは行けなくなったとはいえ、アイツも熱心な釣り人だったんですね。



そんな翌日、蛇柄の写真付きメールが着弾。

あの野郎! まっ言わなかったところがウチ等っぽいんだけどね。



またのお越しを。



  


Posted by ほら吹き男爵 at 18:17Comments(0)雷魚

2013年10月03日

資格あるんか

【竿は折っても糸切るな】

ご立派な事を言っていてる本人が、『一歩間違えれば』な事をしでかしてしまいました。

情けない。



とあるクリーク。

上は湖沼からの流れ出しがあり、ここには落ち込みがあり、ここから下はナチュラルバンクが本流筋まで続く昔ながらの川。

この落ち込みには浸食防止用に、蛇籠が敷き詰められている。

川が暴れれば重たい何トンもの蛇籠が流される事もある。

そんな流された蛇籠が転々と沈む。

この蛇籠も流れのヨレを作りストラクチャーとしてもいい働きをしてくれる事もある。



その流れのヨレで水柱が上がり、ラッキー13が水中に引きずり込まれラインが走り出す。

強烈なフッキングを一発食らわせ、魚の頭を強引に水面上に引きずりだすが、奴も負けじと抵抗し対抗し始める。

3回のヘッドシェイク後、力比べが始まり釣り人は力比べに負け、魚は水面下に潜り出す。

頭を大きく振りながら下流に走り潜行しようとする。

釣り人は一度負けはしたが、竿のトルクと太糸のメリットを利用して魚を浮かせようと試みる。

が、全く動かなくなる。

何もかもが動かない。

根に潜られたんじゃない。

根掛りしたように生命感が手元に伝わってこない。

ラッキー13は蛇籠の餌食になってしまったようだ。

ピクリとも動かない。

フロントフックにテールフックの両フックが細かな網に掛かってしまったようである。

どうにか回収しようと近づくもズブズブと沈み込み、少しでも体のバランスを崩せばチェストハイウェーダーに浸水が始まる。

これから先は流れにより浸食され、さらに深くえぐられていそうだ

ウェーディング主体の釣りを好む自分は、危険な事は分かった。

底が小石や砂であればライフジャケットも着用しているし少しの無茶をしたかもしれないが、泥底のズブズブの沼状態では経験上、これはもう危険。危険は冒せない。

他の手を考え色々と試すも、本当にピクリとも動かない。

最終手段として、

フックを伸ばす
スピリットリングを伸ばす
蛇籠の網が切れる

希望を込めながら最終手段の実行するしかない。

少しずつ後ずさり。

半歩ずつ、半歩ずつゆくりと。

ピンと張ったラインがキュンキュンと泣き出す。

マックスに張ったラインがとあるところで腑抜けになる。

あれだけ張っていたラインが風になびいている。

川の流れに流されている。

何の重みもない。

何の生命感もない。

全身は脱力感で呆然とし、悔しさから手は震え、立ち上がろうにも立ち上がれない。

震えが止まらない手でラインをたくし上げる。

スナップに結んだユニノットから綺麗に切れていた。

根ズレはしていなかった。

『良かった、逃げてる』

逃げていった魚は人生最大級の魚で間違いなかっただろう。

ラッキー13を引きずりこむ奴のとんでもない姿を見ているから。

そんなことよりも幸いだった事は、魚の口にラッキー13が刺さったまま泳いで帰らなかった事。

今回はラインブレイクによるバラシではなかった。

釣った証の刺し傷だけではなくルアーを口にぶら下げたまま、自分の痕跡を残して川に戻る事になったかもしれない。と考えると情けなくてしょうがない。

少し怠慢だった自分がいたんです。




今一度、自分自身に言い聞かせて釣りをしよう。

『俺はまだまだ未熟なんだぞ』  

Posted by ほら吹き男爵 at 18:17Comments(0)お約束

2013年09月28日

黄金色の国

ご機嫌いかが。

秋です。

日本人なら!日本人ならこの【旬】を絶対に外せないですよね。

『新米』

新入りのことじゃありませんよ。

今年採れたての米!コメ!※!



目に飛び込んでくる一面の黄金色の世界。

風に乗ってくる稲を刈った草のかほり。たまりません。

コンバインを中心に忙しそうに走り回る軽トラの脇には、ほっかむりのBMJ。 たまりません。

農家さんにとって一番忙しく、収穫することができて安堵する時なんですね。

そんな忙しくてたまらない時に、畦道を歩いて釣り場に向かう自分に声を掛けてくれた農家さん。



軽トラが忙しく足リ回るし、邪魔になっちゃいけないと思って少し遠くの公園に駐車させ、

テクテク散策しながら池まで行きゃーいいやなんてのんびりモードで畦道に入ったら、軽トラがビューン!ッキ!

『何しった?釣りか?』(訛りは半端ないけど、ニュアンスでだいたい解釈)

竿を見せて『釣りです』

『おめぇ、車さ、そこさに停めたべ』

『え?ダメなの。畦は邪魔でしょ。だから』

『気にすることね。入ってくりゃいいべや』

『後乗れ』

『え?』

『乗ってけ、乗れ』

『ありがとう、おじちゃん、助かるわ』

『いっぺ釣ってけ』

たった300mほどのドライブ。

いい匂いを受けながら北の優しさを感じるドライブは本当に気持ちいい。

畦で待つBMJの脇に軽トラが停まる。

『おじちゃん、ありがとね』

『おー、いっぺ釣れよ』
 
『ありがとうございました』 と挨拶を済ませ、しっかりとBMJかどうかを確認をしようとする悪い釣り人。

ほっかむりの奥の白い肌がとても綺麗な推定年齢・・・ 間違いなくBMJ。

やっぱり日本はいいや。

まだまだ捨てたモンじゃないね日本は。

そーいや、荷台に乗ったのは幼稚園以来か。

ばーちゃんがよく大八車の荷台に乗っけてくれたっけ。

あんときの遊び場は田んぼだったわ。

今も変わらんね。

そりゃ出世しねーわな。 わはははは。






またのお越しを。  
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Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)思い

2013年09月26日

ちょっとそこまでは終わり

ご機嫌いかがですか。

朝晩はめっきりと涼しく・・・寒くかな、になってきましたね。

そろそろ今年の放浪の締めくくりをせねばならなくる季節となりました。

何となく淋しく、何となくほっとする複雑な頃が今なんですね。

終わってしまうのかって少し切ない気持ちと、やっと終わったかと片道何百キロも走らないで済む安堵感とが

混ざり合う複雑な乙女心・・・・



大雨にる増水で満足できなかった夏の川鱸。

いまいち満足できる釣行でなかった。のが本音。

が、しかし、今は、今は、今は・・・・

水位が安定した今、安全に釣りができそうだ。

寒暖差のある今、水温が下がって魚たちは来年に向けて活性が上がるはず。

それにアオリシーズンに入るし。

そんな理由で川鱸に再戦を挑みに行って参りました。



水位は平水。見慣れた水位。よし!

濁りが入っていますね。 願っても無いチャンス。よし!

水温は真夏に比べて低い。 おっ、ちめたい。 よし!

釣り人は・・・・居ない。 よし!

鮎釣り師・・・・肉眼で見えるギリギリの遠くに一人。 よし!

ベイト、ベイトっと。小さいなぁ。少し心配。



いざ実釣り

迷いも無くKNOCKERを選択。

こいつで釣るファーストフィッシュはこの川でって決めていたんで、見えるベイトは小さくても産卵をひかえ

る焦げだす魚のサイズはこのぐらいなんで丁度良いでしょ。と自分に言い聞かせる。

ボコンと一発ポップ音とともにダイブ。

Revo Big Shooterを3回ゆっくり巻いた所でゴッゴゴゴ。

ひったくるってよりも逃げる捕食対象者を後追いしながら突っ突くようなバイト。

お構いなくもう一巻きした所でDEFI MUTHOS 83H ARに重みが加わり曲がり始める。

この時凄く冷静だった自分に後から驚く僕ちゃんであった。

フッキングは・・・・流れもあるから弱めに2回入れるぜ。

どのぐらい曲がるか確認しよ・・・・激流の中でのファイトも綺麗に曲がるが、曲がり具合はまだまだ余裕。

リールのパワーはどんぐらい?・・・・ポンピングせずともロッドのトルクとリールのパワーで巻き上げられ

るじゃん。問題ね。

フルロックしてるドラグでフックの伸ねぇか・・・・恐いなぁ。ロッドを立て過ぎずにいなすか。

スナップは・・・・まぁ何とか大丈夫でしょ。(ここが適当)

ランディング・・・・針掛りを見てから、あの辺から砂地だからそこを歩きながら、あのゴロタ場にずり上げ

よか。

凄く状況判断しているでしょ。

我ながらビックリ。

今回は自分だけで釣ったって感じがないんですよね。

まずは事前調査で竿抜けするエリアを知っていたから。

口を使わせるテクニックを持ち合わせていない為、ほとんどが『場所』に助けられています。

テクニックが無い分、開拓が重要って事なんです。僕ちゃんには。

ローカルアングラーがどこに居るかを記憶しておく事が重要なんです。僕ちゃんには。

それと魚たちが見たことのないルアーで興味を引かせるんです。

動きであり、色であり、大きさであり。

要するに下手くそは上手い人の真似をしても釣れないので苦肉の策ってこと。

全く見たことのないであろう『KNOCKER』に助けられ、バラさずに済んだ竿のトルクと曲がりに助けられ、リールの巻上げ力に助けられ、ほんの少しだけの自分の努力の『開拓』の成果の共同作業によって得られた嬉しい一尾でした。

今回はこれにて川鱸は終了。



ちょっとそこまで行く川鱸の釣りはね。




またのお越しを。

  
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Posted by ほら吹き男爵 at 18:17Comments(0)

2013年09月20日

ただいま開拓中・・・

ご機嫌いかがでしたか。

大荒れだった連休の日本列島。

被災された方には、お見舞い申し上げます。

台風は災害をもたらしますが、悪い事ばかりする『極悪人』ではない事はご存知ですね。

色々な事を入れ替えてくれる季節の進行役なんですね。

東京湾奥の海水温を一雨で2℃も下げ、
一吹きで青い奴を吹き飛ばし銀鱗ちゃんも活性付いたに違いありません。

砂場の釣りの本番はもう少し先。

砂場もこれで活気付いたかな。




そんな砂場に行きたい気持ちを抑え、これからまさに本番を向かえる釣りにチャレンジします。

今まではあくまでも事前調査釣行。

台風襲来の前々日にも釣りに出かけました。

安全を考慮して台風がやってくる数時間前の釣りに出かけることはしません。

まだ穏やかでも釣りには出かけないようにしています。

安全は『自分の身は自分で守れ』と釣友には言い続け、理解してくれている釣友は実行してくれています。

確かに台風前はいい感じですが、そこは家族を思い、人様にご迷惑お掛けしないようにする為に控えましょう。

なによりも何かあったら、自分がもう釣りを出来なくなるかも知れないわけですから。

事前調査釣行の調査とは。

季節の進行具合の調査

釣るタイミングはいつなのか?

対象魚が今は全く居なくても、差し込むタイミングは何時なんだろうかと。

少しずつ見えてきました。

今年よりも来年が楽しみです。

しばらくは通い詰めないとですわ。

これから毎回果てしない道を歩くのか・・・・・・



さてと2kmほど先まで歩きますか。砂場の2kmを歩くより楽だからいいんだけど。

あぁ~まったく開拓がお好きなこって。と自分自身に呆れてしまいますわ。

この連休は良い天気でありますように。




またのお越しを。  
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Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)歩み

2013年09月18日

よーなま!

どーも、こんにちは。

たまには違ったでだしからスタートってのもいいもんですわ。

久しぶりなのに・・・・軽いなぁ。



【釣って恩返し】ってよりも、『これで、これで、これを釣れ!』とこだわりの要望があったので、願いを叶えてやっかと、釣りに行って参りました。

これで、これで、これを釣ったりましたわ。

どや!って感じでメールしてやりましたが実は・・・・・

リトリーブしてきたルアーを足元で止めて、流れで勝手に動いているルアーを眺めて『こんな動きなのね』なんて感心している時にバイトしてきた事は内緒です。









またのお越しを。



ROD:DEFI MUTHOS 83H AR rouf tune のこれで、
REEL:REVO BIG SHOOTER  #6 + 60lb
LURE:"J"plug のこれで。  
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Posted by ほら吹き男爵 at 17:17Comments(0)雑魚

2013年08月31日

お盆の釣行脚 そして小物

ご機嫌いかが。

【固有種】

なんて響きの良いロマンを感じさせる言葉なんでしょうか。

この夏はこの固有種を求めてもみちゃいました。

釣り上げたときのあの感動は、大きい小さいに関係なく『うぉぉぉぉー』と吠えてしまうのは俺だけか。

北の大地の鹿をも呑み込んでしまうと言われる魚。

南国には古代から生き抜いた感を彷彿させる体に赤~く輝く目を持つ魚。

日本最大の湖の水系に棲む二種類の髭様。

有名どこのこの三種類の固有種は、いずれこの手におさめたいですね。

しかもこだわりを持ってね。



そんなロマンたっぷりな固有種を求め北へ奔走。

とある水辺に立ち準備しているところから、もーワクワクがとまらない。

当たりを感じ、水面から魚が飛び出し、自分の手に納まり、どんな魚種か確認するまで数秒。

バックン・・・バックン・・・バックン

『どりゃーーーーー』

吠えまくったぜ!

そりゃーもー吠えた。

嬉しかったなぁ。

もっと真っ赤かで綺麗な奴も遊びに来てくれたんですけど、残念ながら記録は消去されてしまい唯一残ったのがこの写真。



ほれ、北の赤い鰭。

めんこい。

もっと北上すれば北の白い鰭がいるんだとさ。

白いのもめんこそう。

もっと北に行けと悪い情報をリークする感じ悪い釣り人も居るこったし、固有種廻りの釣行脚も悪くない。

西に行けばアブラボテにカネヒラ、ニホンバラタナゴに西の白い鰭。

東京に棲息することから名前がつけられた?ミヤコタナゴ。

魚類図鑑片手に釣り歩くのもいいもんだね。



巨人の星の如く何故か今、僕の目ん玉は炎でメラメラ。

紅の目に。

もう一つのロマン、俺の紅の目同様な紅の目に向けてただいま、準備中。

この秋・・・・来年だな。

待っとけ!紅の目!

それと各種のタナゴさん!

遊んでね。



またのお越しを。  


Posted by ほら吹き男爵 at 12:17Comments(0)雑魚

2013年08月29日

お盆の釣行脚 そんでもってこれ

ネタ的には多少古くなりましたが、報告しておきたいので、こちらの【こう】をどうぞ。



東京駅から神奈川県の大仏で有名な古都よりももっと先、北上するならば埼玉県の端っこまでの距離を河口から遡ったお目当ての清流へ。

その清流の川は太く激しい流れがあり、瀬があり、トロ場があり、暴れ川でありながら○○美人を作り出す潤いを冬場は絶え間なく放出し、釣れない漢のロマンたっぷりな魚で有名な川。

とある夏に雷魚ロッドのGG70にシステムも組まずに、ヘッドハンターの#10にBomber LongA 15Aを直結でぶら下げて適当に激流の中にキャスト。

ヒットしたかと思えば銀ピカの銀鱗さん。

銀鱗がここに居るとは思ってもみなかったので、目ん玉パチクリ状態。

そこからはもう病みつき。半分を雷魚、半分を銀鱗って釣行に変えて早十数年。

灼熱の真夏の雷魚釣りの酷い暑さから逃亡するために、涼を求めて浸かったことがきっかけで棲息を確認。

釣れないことがほとんどですが、大好きでしょうがないこの川のあの流れに浮かべてみたかったんですね、

オレンジ色のホネホネノッカーを。



初めて浮かべるなら『この川』と心に決めていたんですねぇ。

そんでもってこれの相棒は



ZENAQ DEFI MUTHOS 83H AR + 5500C '79 BLACK

これも自分らしいセッティングだと思っています。

本来なら超ハイギアが組み込まれているのリールなんでしょうが、これでいいんです。

流れに乗せてポッピングしたいところで『ゴボォォォ、ユラユラユラ』

ユラユラスイミングとバックスライド浮上を利用したアップクロス。

下流に向いている頭の向きを変えて『コボッ、フラフラフラ』

軽めのポッピングで水面直下にルアーを置いてフラフラさせるダウンクロス。

こんな感じで攻めてみましたが音沙汰ナシ。

居ればたいがいこれで食ってくるんですけどね、どーもこの日の夕方はお留守のようでしたね。

翌日の遅い朝にすれ違ったアングラーから重要なヒントをいただいて、ここ数年釣れなかった理由が分かりました。

次回からは貴方より早くフィールドに立つことにします。

こんな感じで僕は使っていますがメーカーさんはOFFSHOREと謳っていますね。

でも使い方は釣り人次第。

OFFSHORE用だからといって、SHOREで使っちゃいけないことなんてありませんからね。

頭は柔らかく色々試して驚きのある釣りをしましょうよ。

今度は磯へ!磯の銀鱗を釣りたい!
ここでもSHOREかいな

行きたいのぉ~行けるかなぁ。時間作らねば!



このルアーに興味のある方はこちらをどうぞ。
D-CLAW




またのお越しを。




新たな旅の準備に入っています。  
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Posted by ほら吹き男爵 at 17:17Comments(0)魚釣りへ

2013年08月22日

お盆の釣行脚 まずはこれから

皆々様のそれぞれの夏休みはいかがでしたか?

今年の夏休みは 『これ!』 に特化しない釣りを楽しんでまいりました。

それでは北の 【こう】 をお伝えしましょうかね。



まずは釣友からの嬉しいメール。



気遣い満載のこの写真。

実は、これを釣るまでに7尾逃しています。釣行回数は4回で、
スッポ抜け2回と、最高でもリール3回転以内でフックアウト続き。
さすがに5尾目から笑いもひきつるようになり、何かの呪いかと・・・。
意地でも釣ったるわい!で、8尾目にしてようやく釣れてくれました。
ウキモのブラインドなので可愛いコですけどね。
こんなに連続でバラすことは初めてですけど、嬉しさ倍増です!
(原文のまま)

ジンクスやら験担ぎなんて事を信じるほーの僕。

よく分かりますぞ。この嬉しさ。

現行のフックとM.O.Dとの相性はとても悪いですもんね。

といっても当時のBL201 EXを合わせても、それほどいいとも言えないし・・・・

そこで意地悪な男爵はM.O.Dを嫁がせて苦しめてやろうと・・・・
↑ウソ!

僕では出来なかったセッティングを綺麗にしていますね。流石です。

バランスがとてて素敵ですね。

来年はこのセッティングをまねして作ってみようかなぁ~・・・・でも呪われたくないし。

サイズどうのこうの、数がどうのこうのってよりも、最終的には呪縛から解き放たれて

自分に満足できる1尾が捕れたって事が嬉しいですね。

何よりも横たわる魚を写真撮影する時のこの優しさが嬉しかったですね。

ブラックシープやサーペントが泥だらけ。

見習うべき気遣いです。





僕のほーは。


旅に出たいと言われ委ねられたZ.O.R

北の最果てまで旅に出しました。

M.O.Dと正反対なセッティングをあえてしてみました。

一目瞭然、見て頂ければ分かるはずなんですけど。

『雷魚バカからは卒業して、そろそろ色々な釣りをして愉しもう』

みんな、釣りの幅が広いなぁ。俺ってなんて狭い世界で釣りしてんだろと、実感させられたのでこんな思いに。

その歳で!おそっ!と突っ込まないでね。

そんでもってこのフロッグで何魚種いけるか?と思ったので、こんなセッティングにしてみました。

それでもウィードレス効果はバッチリ!

デッドスティングⅡに銀ロウ付けバッチリのアイ。

良い感じに仕上がりました。

浮かせるエリアは前から決めていたので、恩返しは遅くなってしまいましたけど、

ナイスプロポーションの大口さんが分厚いカバーを突き破ってまずは出てくれました。

このサイズになるとSERPENT RISING XSR705SR-Xでも楽しめます。

いや面白いな。雷魚には無い横の動きをしてくれるので面白いね。

カバーゲームをするのであればブラックでも過剰と思われるタックルで挑む事をお勧めします。

【竿は折っても糸切るな】 

その後も中型クラス3尾を全て釣り上げ、自分の手でリリース。

まずは1魚種目的達成。





次に向かったカバーフィールドで2魚種目を狙う。

こだわったのは 【出方】

何と言ってもこの釣りの魅力はあの爆発音。

近ければ近いほど興奮させてくれるあの音。

ただ興奮すればするほどに、あの音は忘れやすい。記憶が飛んでしまうからね。

自分の射程距離 約25m

だいたい10mを切るとあの音なんで忘れてしまっているかな。      ←のせいです。
                                            ↑
『デカかったぜ』なんていってもどのぐらいデカかったなんて忘れてる事がほとんど。
                                            ↑
そんな忘れてしまうぐらいの【出方】にこだわったてみたんですが、
                                            ↑
プレッシャーの低いフィールドならでは。
                                            ↑
気持ちよく応えてくれる元気な魚たちがいました。      
                                            ↑
応えてくれた3尾の魚たち全てがグッドコンディション。  

2尾の音の記憶が薄いのは何故でしょうか?                 ↑

目的通りに2魚種達成。



幅およそオリンピック走り幅跳びジャンパーが向こう岸まで届くか届かないかの距離。

レイダウンブッシュにチョンチョンチョン

ジュッパッ!ジュッパッ!

流れ込みからヒシまでクイックイックイッ

チュッパーン!

浮き芝ポケットにチョンチョンチョン

ボッシュ!ボッシュ!

全部口の中に入っていない・・・・残念、髭様に名も無き川の戦いに敗れる。



豪雨と表現される雨が多かった北の地。

濁りが入りまだまだ水が多い。

岸際の大木が程好く水に浸かっていて絶好のチャンス。

濁りが入って増水していればどこ狙うの? ここでしょ!

根掛り気にせずブッシュ奥。奥から流れが速いオープンウォーターへ。

バシャーン!

根掛り気にせずブッシュ奥へ。奥から流れが速いオープンウォータへ出た所で、

バシャーン!

山の緑が綺麗ですね。あと3ヶ月もすればカラフルな色を纏った山へ変るんでしょうね。

景色に見惚れてしまう川に立ちこみ水柱のみ愉しむ鱸釣り。



海に出ればまだまだ愉しめたはずですけど、今回は馴染み深い淡水だけで勝負してみました。

このフロッグには2魚種が戯れれくれて、2魚種にもてあそばれました。

勝負といっても勝者や敗者はいませんけど、写真を載せられませんでした。

コンパクトにまとめて釣り場に出ます。

最低限の装備で、ただし安全面はバッチリで。

コンパクトにまとめたためにデジカメは持っていかず、スマホの写真のみに頼ることに。

防水機能も付いているので水没しても大丈夫。が過信していました。

水没もしていませんが、2年間ために溜め込んだ約2000枚強の写真が全てパー!

SDカードがぶっ飛びました。

恩人には感じ悪いメールも送れず、少し遅れてこの場で報告だけしたいと思います。

片目になったこのZ.O.Rが物語ってくれるはずです。

感じ取ってくれ!





今回は目で見える物で伝える事ができなかったですが、また旅に出りゃーいいこと。

新しい旅に出ますから、焦らず待ってて下さいな。




でも少しショッーーーーク!



またのお越しを。




補足
ブラックバスの写真はFBのアルバムに移していたのですが、写りが悪い。
もっといいのがあったんですが、残っていたのが唯一の救い。
写りの良いブラックと雷魚の写真だけはまずは恩人に感じ悪いメールを送ってからと思っていたのが仇となってしまたのだ。  


Posted by ほら吹き男爵 at 17:48Comments(0)雷魚