原点
原点・・・
釣りを始めたのは、親父に連れてってもらった田んぼの畦道に沿って流れる小川である。
U字溝やコンクリートで護岸などされていない里川とでも言うか、ろくに固まってもいない柔らかい土手に葦やイネ科の水生植物が自生し、それなりに透き通っ水がゆっくりと、よれを作りながら流れる。
クチボソがクイックターンをかませながら泳ぎ、たまに大きな鯉が悠々と通り過ぎ、底の水草の影からは鯰が顔だけのぞかせ、葦の奥ではバフッと雷魚が捕食している。
田んぼの四季の移り変わりがすごく好きだった。
どじょうに蛙、オタマにタガメ、ヤゴにタニシ・・・
ここから始まってしまったんだなぁ。
こんな川が身近にあったためか、河川・湖沼が落ち着くのである。
小物釣りののんびりした時間の流れ。
釣果にこだわらない今で言う、スローライフ的な釣りである。
あの時間の流れを体感しているので、時間に追われる釣りは自分には合わない。
好きな時に好きな時間だけ釣りをする。
今はルアーの釣りにどっぷりである。
ただ考えは変わっていない。
好きな時に好きな時間だけ。
もっとのんびり釣りをしようぜ!
さて、釣りの準備、準備。
週末、鱸さんに会いに行く準備と。
フレッシュだけではなくソルトも好きなんです!
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